「幹部研修」って、何を学んでいるんですか?

登場してくれた人

システム関連事業 部門長
石戸謙次さん(1999年4月入社)

――まず、基本のキからおたずねします。メディアネットワークの幹部は、社員とどんな違いがあるんでしょうか?

石戸

幹部は、会社を成長させていく責任ある立場です。私はシステム関連事業のエンジニア職出身で、いまは部門長を務めています。少し前までは、「会社のことは社長室が考える、部門長は部のことだけを考える」という感じでした。しかし今では、私たちも経営についての話し合いに参加し、会社の未来を一緒に考える体制へと変わりました。同時に、幹部としての意識や行動を学ぶ研修も始まりました。実はメディアネットワークの研修制度は、この幹部研修からスタートしたんです。

――幹部研修では具体的にどんなことを学ぶのでしょう?

石戸

現在は部門長とその他役職者の計3名が参加しています。研修では、会社の未来の姿を考え、そのために変えるべきこと、変えてはいけないことなど、本質的なテーマに取り組みます。外部のコンサルタントのサポートを受けつつ、あくまでも主体的に考えることで、幹部としての自覚や気づきが生まれます。先見性や思考力も鍛えられます。エンジニア出身の私は、けっこう苦労しています(笑)。

印象的だったのは、社外で行われる異業種交流研修です。他社の幹部や幹部候補が集まり、ホテルに泊まり込んで行われます。多い時には60名ほどが参加。異なる業界や年齢の人との議論する中で、新しい視点や考え方を得て、スキルアップにつながります。「他流試合」と呼ばれるほどエネルギーを使いますが、非常に意味のある貴重な体験です。研修後も交流は続き、業界情報の交換や、中には当社の取引先に発展したケースもあります。単発で終わらず、ビジネスに活かせたのは大きな収穫でした。

――幹部合宿というのもあるそうですね。

石戸

ゆうじさん主催の、いわゆる「地獄の合宿」です(笑)。箱根の保養施設で一泊二日、朝から晩まで会社の方向性を話し合い、構想を決めます。観光地ですが、ミーティング以外はお土産にかまぼこを買うぐらい(笑)。詳細は秘密ですが、本当に長時間、真剣に語り合います。会社のことになると全員リミッターが外れるんです(笑)。

メディアネットワークは、人を育て続ける会社

――ところで、就活生にとって幹部研修はまだ先の話かもしれませんが、その魅力を教えてください。

石戸

メディアネットワークは長期視点で人を育てる会社です。若手向けの「サテライト研修」から将来の成長を見据えた学びが始まり、今年度からは中堅社員向けの「コア研修」もスタートしました。参加者に合わせたオーダーメイドの研修体制で、成長し続けられる環境が整っています。幹部研修も、いずれは誰でも参加する可能性があります。採用では前向きに成長できる人かどうかをみていますので、ぜひそのイメージを持って臨んでください。

――とても長い目で成長を支えてくれる会社なんですね。

石戸

私は1999年入社で、今年(2025年取材当時)で26年目になります。入社当時はいまのような研修制度もなく「とにかくお客様のところに行け」という会社でした。そこから、ゆうじさんが資金とパワーをかけて教育制度を充実させてくれました。研修の中身は年々レベルアップしており、費用はすべて会社負担で高いレベルの教育を受けられます。まさに唯一無二の「社員に投資する会社」だと思います。就活生のみなさんも安心して入ってきてほしいです。

――ところで、ゆうじさんは「幹部は会社の文化を体現する人」と話していました。石戸さんが考える価値や文化とは?

石戸

「家族に自慢できる会社」を実現するために、“曲がったことをしない”“正直である”ことが文化だと思います。その上で、お客様を感動させるものを提供するのが会社の価値です。既成概念にとらわれない考え方がある一方、相手に会って話す昔ながらのやり方も大切にしています。この部分に共感できる人なら、きっと楽しく働き続けますよ。

――最後に、これからのメディアネットワークに期待していることを教えてください。

石戸

みんなの成長が多くの価値を生み、さらによい会社になるように期待しています。そして、人のがんばりを応援できる会社でありたいですね。今でもそういう文化は根づいていて、メディアネットワークの大きな魅力になっています。

――自分の成長を会社が支えてくれ、その成長が会社を育てていく。メディアネットワークには、そんな良い循環がありますね。今日はありがとうございました。

ここまで紹介した研修は、入社してすぐに始まる「未来への準備」です。長期的に成長を支えてくれる環境があるからこそ、自分の可能性を思いきり試せます。一緒に未来をつくってみませんか?

登場社員プロフィール

石戸 謙次

システム関連事業 IT企画職

石戸 謙次

■入社年月
 1999年4月
■プライベートの近況
 畑で雑草と格闘しています。
■最近の仕事で嬉しかったこと
 Kintoneを使った実績や、AWS Lambda や AWS Amplify などのサーバーレス機能を使った実績が新しくできたこと。

コミュニケーション力を育てる「若手エンジニア研修」

登場してくれた人

コーポレート事業 総務職(採用担当)
高野 愛子さん

システム関連事業 ITエンジニア職
M.Aさん(2023年4月入社)

――「若手エンジニア研修」は2024年6月に始まったそうですね。どんな研修ですか?

高野

客先常駐のエンジニアは、新人研修を終えると、その後は常駐先で経験を積んで成長していきます。一方で、マナーやコミュニケーション力など、メディアネットワークが大切にしている“マインド”の部分まで現場に任せ切っていいのかな?という想いがゆうじさんにあったんです。そこで、「本社が責任を持って育てよう」と、研修を立ち上げました。

――M.Aさんには、出向先でのコミュニケーションに不安はありましたか?

M.A

報連相(ほうれんそう/報告、連絡、相談)などのコミュニケーションの大切さは新人研修で学びましたが、常駐先でもちゃんとできているかは不安でした。まわりの方も遠慮しているのか、特に注意されないのでよくわからなくて。

――でも、M.Aさんはコミュニケーションが苦手そうには見えませんよ。

M.A

まわりにもよくそう言われますが(笑)、実は自信はありません。本社の人は聞き上手なので私もつられて話しやすいのですが、常駐先はエンジニア中心の環境です。専門知識や技術が優先され、ずっと仕事に集中しているので、対話や雑談が頻繁にある環境ではないんです。

――確かに、エンジニアはPCに向かって黙々と働いているイメージがありますね。

M.A

技術面は周囲に助けてもらいながら順調に成長できましたが、コミュニケーションに悩む時期が1年ほど続きました。在宅のスタッフも多かったので、話す相手が限られていたことも大きかったです。客先常駐で一番苦労する点はそこでしたね。

高野

当社はコミュニケーションを大切にする会社なので、本社と現場のギャップが大きいんです。M.Aさんが悩んでいるのは感じていて、本社に戻った際には私や石戸さんが1対1でよく相談に乗っていました。そんな状況の中でエンジニア研修が始まったんです。

――特に印象に残っている研修はありますか?

M.A

色々あるんですけど、中でも忘れられないのは、「相互理解を深める」というテーマで、自分が仕事で大切にしている価値観を発表したことです。驚いたのは、全員バラバラだったこと。同じ会社、同じエンジニアという狭いコミュニティなのに、みんなのことを全然知らなかったんだとびっくりしました。私は「熱意」や「挑戦」といった熱い系(笑)、他の人は「品質」とか「スピード」とか。でも「楽しさ」は全員一致していて、そこがメディアネットワークらしさだね、と盛り上がりました。

高野

相互理解って世の中的にもよく使われるワードですが、相手の価値観や考えを知るだけではなく、「なぜこの人はこう思うのか」まで想像することが大切です。そのためにはどんな話をすればいいか、といった実践的な話もしました。

M.A

研修で学んだことを実践すると、職場の雰囲気が変わりました。女性の方が多い職場で、それまではなんとなく関係性が希薄だったんです。でも共通点を見つけて話しかけるようにしたら、一気に仲良くなり、女子会まで開いてくれました(笑)。

――関係がよくなると、仕事もやりやすくなりますね。

M.A

はい。ちょっとしたことでも聞きやすくなりました。また職場の空気が和らいで、上の人たちも気軽に話しかけてくれるようになって、いい関係が広がってきたと感じています。

――最後に、お互いへの期待や意気込みを聞かせてください。

高野

この研修は、ヒューマンスキルを身に付け、現場で必要とされる人材になることを目的に始まった研修です。どれだけ優れたテクニカルスキルを持っていたとしても、それを活かすも殺すもヒューマンスキル次第だと思います。そういう気付きを少しずつ得てくれたかな。本社の私たちが見えないところでも、「メディアネットワークの人間」として活躍してほしいと期待しています。

M.A

私は、なんでもがんばりすぎちゃうタイプ。だから失敗したとき、立ち直るまでに時間がかかります。もっと楽に考えれば、失敗してもまた挑戦すればいいやって思えるんだけど。もっと肩の力を抜いて挑戦できるようになりたいです。

高野

M.Aさんは意欲が高すぎて、猪突猛進型(笑)。120%ぐらいのパワーで突っ走るところがあるよね。少し視野が広がれば、見える世界が変わると思う。

M.A

そこだ、私が頑張るところは(笑)。

――研修だけじゃなくて、カウンセリング的な役目もあるんですね。

M.A

本当に、全部わかってくれているカウンセラーみたいです(笑)。安心できる場所があるのは心強いです。

――充実した研修の雰囲気が伝わってきました。メディアネットワークには技術力もコミュニケーション力も両方伸ばせる環境があるんですね。ありがとうございました。

エンジニアからステップアップ!「ディレクター研修」

登場してくれた人

システム関連事業 部門長
石戸謙次さん(1999年4月入社)

システム関連事業 IT企画職
R.Sさん(2022年4月入社)

――R.Sさんは、ディレクター職に就いて4年目だそうですね。ディレクターならではの難しさを感じていますか?

R.S

ディレクターは、クオリティ管理だけではなく、納期やコスト管理の責任も生まれます。僕は最初、コスト感覚が全然なくて苦労しました。仕事にどれだけの原価がかかっているか意識したことがなかったんです。

石戸

ディレクターは、お客様の課題に対して効果的なコミュニケーション戦略を考え、外部の制作会社(パートナー)と連携して提案を行う役目を担っています。エンジニアのときは制作のクオリティ向上に集中できますが、ディレクターになると、お客様とのやりとりも増えます。特にコスト管理は、お客さまにとって重要な部分ですね。

――石戸さんが「ディレクター研修」を始められたきっかけを教えてください。

石戸

ディレクターはプロジェクトを動かす醍醐味がある一方、ある程度の経験がないと難しい仕事も多いんです。コスト管理もその一つ。挫折してしまう人や、「エンジニアのままでいいや」と思う若手もいて、なにか支援ができないかと、2024年4月にスタートしました。ディレクターの基礎を学ぶだけでなく、メディアネットワークならではの付加価値も伝える場になっています。

R.S

参加は自主性に任せられています。僕は「いいチャンスだ」と思って参加しました。

――R.Sさんはすでに去年1年間受けられたそうですね。変化はありましたか?

R.S

まだディレクターになる前のアシスタントの立場で受けられたのは有意義でした。ディレクターとして目指す目標がはっきりしたし、成長のスピードも上がったと感じています。苦手だった見積もりも、資料やシミュレーションで学ぶ機会をもらえ、コスト感覚が少しずつ身についてきました。

石戸

見積もりが甘いとお客さまにも迷惑がかかるからね。他社事例ですが、費用が合わずに訴訟に発展した例もあるので、侮れないんです。

――研修では広告・プロモーション事業など他部署の社員と一緒に学ぶそうですね。

R.S

仕事も年齢も異なる人と一緒にディレクターを目指す経験は刺激になりました。メンバーとは元々仲がいいんですが、長時間仕事の話をすることで、業務に対していろんな視点を得られたと思います。

――クライアントやパートナー企業との関係性にも変化はありましたか?

R.S

コミュニケーション量は圧倒的に増えました。「ここは確認しておこう」と細かい点に気付けるようになり、「お客さまからはこう言われたけど、このやり方で本当に大丈夫なのか」と一呼吸置くようにもなりました。仕事のスピードもクオリティも上がったと感じます。

石戸

研修ではディレクターの面白さを言語化しているので、仕事の魅力を実感してもらえているのは嬉しいですね。

R.S

責任は重くなりましたが、「自分が会社の幹になっている」という感覚が生まれました。まだまだ勉強は続いていますが、続けていればきっと面白さもわかってくるはず。

――最後に、お互いに期待していることを聞かせてください。

R.S

毎回充実した資料を用意して、力の入った研修をしていただいて感謝しています。頑張ってインプットしていきますので・・・どうぞお手柔らかにお願いします(笑)。

石戸

研修中に「秘密兵器や攻略法はないですか?」と聞かれるんですよね(笑)。ディレクターは1日にしてならず、地道に頑張ってくださいね(笑)。

――エンジニアからディレクターへと挑戦するR.Sさんの姿は、就活生にとって未来の自分を重ねられるヒントになりますね。ありがとうございました。

次世代リーダーを育てる「サテライト研修」

登場してくれた人

システム関連事業 ソリューション営業職
H.Wさん(2021年4月入社)

――営業職5年目(2025年取材当時)として活躍しているH.Wさんですが、いまどんな課題を感じていますか?

H.W

キャリアマップ上では、そろそろ自主提案案件の獲得が求められる時期です。いまお付き合いのあるお客様の新たなニーズを掘り起こし、「自分から提案できる営業」として期待されています。提案を受け入れていただけるかどうかは、お客様をどれだけ理解できているか、そして頼りにされているかが重要です。一方、社内ではチームをまとめるリーダー的な役割も求められています。

――役割も責任も増えますね。H.Wさんが現在受けられている「サテライト研修」は、どんな研修なのでしょうか?

H.W

仕事上の課題や、どんなふうに成長したいか、周囲から何を期待されているのかを照らし合わせて、今の自分に足りないものに取り組みます。2~5名の少人数チームで学ぶのも特徴です。専門のコンサルタントによる研修で、フレームワークや考え方は専門家の目線でアドバイスがあり、定期的にコーチングも受けています。一方的な講義ではなく自分たちで課題を考えて動く実践型です。一流の知識を学ぶことができる貴重な学びの機会だと思います。

――いまは、どんな課題に取り組んでいますか?

H.W

チームのキャリアプランに合わせて「自主提案への苦手意識の払拭」をテーマにしています。お客様との積極的な関係づくりに少し苦手意識があったので、それを乗り越えたいと思いました。また僕は人に任せることが苦手で、周りを巻き込むタイプではないので、研修を通じてこの意識も克服したいです。どちらもコミュニケーションがカギですね。もちろん営業としてのスキル習得も大事な課題です。

――これまでも2年にわたって研修を受けられているそうですが、成長につれて、課題は変わりましたか?

H.W

最初の研修はちょうど入社3年目の年に受けました。社内外の人を巻き込む力をつけることと、顧客接点を作り続けることが課題で、人間関係やコミュニケーションの基礎を学びました。2年目は営業職の事業理解度を深めるというテーマに取り組み、営業におけるコミュニケーション力も磨かれました。2年間の経験で得るものは本当に多かったです。

――研修を通じて、仕事への向き合い方も変わりましたか?

H.W

コミュニケーションの大切さを実感し、実践に移せたことで、お客様からも「あなたにお願いしたい」と言っていただく機会が増えました。またチームで進めた経験も大きいです。リーダーとして、メンバー全員が気持ち良く動き、自由に意見を交わせる関係を目指しました。研修を通して、会社の掲げるコミュニケーションや経営理念に対して、仲間がどう考えているのかを知ることができたことも貴重でした。

――最後に、今後の目標を教えてください。

H.W

サテライト研修を通して、さらにスキルアップし続けたいです。期待されている役割をしっかり果たし、安心してもらえるような人間になりたい。お客様からも社内からも、僕に相談すればうまくすすめてくれると安心してもらえるような存在になりたいですね。長い目で、今後のメディアネットワークに貢献し続けられることが目標です。

――入社して3年ほど経つと、新たな悩みが増える一方、仕事の面白さも深まります。H.Wさんの研修への向き合い方を通じて、みなさんも少し先の自分の成長をイメージできたのではないでしょうか。

登場社員プロフィール

高野 愛子

コーポレート事業 総務職(採用担当)

高野 愛子

■入社年月
 2015年4月
■プライベートの近況
 子供がポケモンにはまり、ポケモンのイベント三昧な夏を過ごしました!
■最近の仕事で嬉しかったこと
 「お話出来て良かった」「相談して良かった」と言って頂けること。

M.A

システム関連事業 ITエンジニア職

M.A

■入社年月
 2023年4月
■プライベートの近況
 いろんな県に出かけています!姉の引っ越しで大阪に行ったり、長野に川下りしに行ったり、近々沖縄にも行く予定です!
■最近の仕事で嬉しかったこと
 私が初めて参加した大きなプロジェクトである「津波予報をテレビに表示するためのシステム」のリリースが近づいていて、画材のチェックに携わったり、顧客との打ち合わせにも同席出来ていることがうれしいです。

石戸 謙次

システム関連事業 IT企画職

石戸 謙次

■入社年月
 1999年4月
■プライベートの近況
 畑で雑草と格闘しています。
■最近の仕事で嬉しかったこと
 Kintoneを使った実績や、AWS Lambda や AWS Amplify などのサーバーレス機能を使った実績が新しくできたこと。

R.S

システム関連事業 IT企画職

R.S

■入社年月
 2022年4月
■プライベートの近況
 動画配信サービスのサブスクに入会してたくさん映画を見てます。
■最近の仕事で嬉しかったこと
 自分で設計し、制作したシステムを喜んでいただけたこと。

H.W

システム関連事業 ソリューション営業職

H.W

■入社年月
 2021年4月
■プライベートの近況
 友人と一緒にキャンプに行ってきました!
■最近の仕事で嬉しかったこと
 コンペ形式の案件を受注できたことです。

メディアネットワークの人材育成の基本

メディアネットワークの研修の目標は、単なる職務能力の習得だけではなく「人間力の成長」です。会社は一人ひとりが自分らしく自信を持って挑戦する人材へ成長できるよう、様々な制度を整えています。

社員は自分の目標に合わせて研修や勉強会などに主体的に参加し、着実にステップアップし、全員で「家族に自慢できる会社」の実現をめざしています。

研修制度の内容

メディアネットワークの教育体系図

【内部研修・勉強会(青色)】
上司・先輩が講師となり、実践的な学びを行う場です。

・新人研修/マナーや業務の進め方など、スムーズに会社になじむための基礎を学びます
・若手エンジニア研修/客先常駐で活躍するためのコミュニケーション力を中心に磨きます
・幹部合宿/幹部メンバーを対象とした、会社の未来戦略を徹底的に議論する場のことです。通称“地獄の合宿”。
・ディレクター研修/OJTでは身につきにくいディレクターとしての視点や考え方を学びます
・BDT研修/BDT(事業開発チーム)で開発・検討しているアプリを題材に、アプリの作り方を学びます。
・部内勉強会/事業部単位で行われる勉強会です
・営業勉強会/営業職のメンバーが集まり、ロープレなどを通して営業活動におけるスキルアップを目指します
・AI勉強会/AI導入推進チーム主催による、全社メンバーを対象とした勉強会です

【外部研修(橙色)】
成長ステージに応じて実施される研修で、専門家による指導が受けられます。

・サテライト研修/プレーヤーとしての基礎固め。業務に直結したコミュニケーション能力を養います
・コア研修/次世代リーダーとしてチームを率い、幹部との橋渡し役を担う力を磨きます
・幹部研修/会社の文化や考え方を深く理解し、未来を見据えた経営視点を育てます

【勉強会と自己成長支援】
自己成長を後押しする制度も整っています。

・自己啓発補助制度/年間最大2万円を業務に関連する書籍の購入や有料セミナーの受講等に充てることが出来ます
・資格取得手当/資格に合格した際の受講料を全額支給、さらに、資格の難易度に応じて手当が支給されます
・外部セミナー受講制度/業務に関連する必要なセミナーを受講することが出来ます
・勉強会開催時の食事手当/業務時間後の勉強会に参加する際、一人当たり1,500円の食事補助が出されます

最初に、この研修制度を作り上げたゆうじさんに、研修に込めた想いを伺いました。

ゆうじさんに聞く、研修制度に込めた想い

――メディアネットワークは、入社直後から幹部に至るまで体系的な研修を行っていますね。こうした研修を整えられた想いを聞かせてください。

月岡

メディアネットワークの研修は、優秀な営業マンやエンジニアを育てるためのものではありません。僕が目指しているのは“人間的に優れた人”です。当社ではこれを「人間力」と呼んでいます。仕事のスキルは、業務や会社の環境が変われば通用しなくなることもあります。でも人間力は一人ひとりが自立して生きていく力であり、それがあれば、時代や会社のどんな変化にも柔軟に対応できると考えています。

――「人間力」を高めるために必要なこととは何でしょうか?

月岡

社会の変化に対応できる人は、コミュニケーション力に優れた人だと思います。自分の強みを伝える力、相手を理解する力は、業務能力以上にサバイバル力があります。だから、当社のすべての研修は「コミュニケーション力」を磨くことを主眼にしています。

また、人に言われないと動かない人、目の前にある仕事をやるだけの人は、やはり魅力的とは言えません。相手を尊重し、感謝しながら、自分と相手の双方が納得できる着地点を目指す。そんな魅力ある人が集まる会社にしたい。そのために「禁止九訓」というルールを作り、お互いにストレスのない環境を心がけています。

――スキルや知識の習得ではなく、人としての成長に重点を置くのがメディアネットワークらしさですね。今後はどういう会社にしていきたいかビジョンを聞かせてもらえますか?

月岡

理想は「ルールのいらない会社」です。一人ひとりが正しい判断ができて、やるべきことを理解し、結果を残せるなら、ルールは不要です。互いに理解し、価値観を共有し、プロ意識を持てる会社でありたい。その想いはみんなにも度々伝えています。

――会社の成長ではなく、社員の幸せが優先なんですね。

月岡

そうなんです。僕は会社の成長そのものにはあまりこだわっていません(笑)。社員が幸せになるために必要なら規模は大きくしますが、規模が大きくなりすぎて、関係が希薄になるのは望んでいません。当社の道しるべは「家族に自慢できる会社」です。社員一人ひとりがしっかり成長し、家族に誇れるエピソードを持てる会社でありたいと思っています。

――ゆうじさんの考え方には独自性がありますが、なにかお手本はあるんでしょうか?

月岡

特に何かを参考にしているわけではなくて、これが「メディア流」です。昔から「変わってる」と言われましたが、ワンオブゼムにはなりたくなかったんです(笑)。

――では人間力を育てるために、各研修がどういうことをしているのかをお聞きします。特にコンサルタントを招いた外部研修は、コストや時間の負担も小さくありませんね。取り入れた理由を教えてください。

月岡

正直、会社のことを外部に委ねるのは抵抗がありました。僕は社員を“こども”のように思っていて、親として責任を持って育てるべきだと思っています。でも外部研修にはふたつの利点があります。ひとつは、内容を体系的に整理して伝えられること。もうひとつは、専門講師と社員の距離感がいい効果を生むことです。親よりも先輩や友達の言葉のほうが素直に響くこと、ありますよね(笑)。僕や上司の想いを、違う表現で伝えてくれる存在が必要だと感じたんです。

――外部研修は、若手から幹部まで3ステージあるそうですね。

月岡

はい。プレーヤーとして成長する「サテライト研修」、リーダーへと成長する「コア研修」そして、経営視点を養う「幹部研修」です。自主参加が基本ですが、ほとんどの社員が積極的に参加しています。中途入社で研修期間が限られる社員でも、当社の文化や価値観を理解できる仕組みになっています。 幹部研修はその名前の通り、幹部を対象にした研修です。経営者としての視点を持ったり、自分自身が会社のモデルなんだという意識をもってもらう。リーダーが育つと、下の人間も成長します。会社全体が良くなることを目指した底上げの気持ちです。

――外部研修とは別に、社内研修もあり、勉強会も充実していますね。

月岡

内部研修は、部門長や役職者が「メンバーの成長に貢献したい」という想いから始まりました。一人だと続かない学びも、みんなで取り組めば習慣になります。自分の悩みや苦手意識を共有することで、他の人の学びにもなり、部署の強みも共有できます。社内には、必要なことを主体的に学ぶ習慣が根付いていると思います。

――いま頑張っている社員を見てどう思いますか?

月岡

研修は、自身の市場価値を高める機会です。だからこそ、分かったふりをしたり恰好をつけるのではなく、たくさん間違い、失敗をして大いに恥をかいてもらいたいです。いっぱいいっぱい講師に聞いて怒られてください(笑)!聞くは一時の恥です!一生の恥にならないように。

――最後に、就活生へのメッセージをお願いします。

月岡

私たちは、「最初から優秀な人」を求めているわけではありません。素直で前向きに、目標に向けて行動できる人。そんな人に成長のチャンスを用意しています。一方でスペシャリストを目指す人には、資格取得や自己啓発の支援、eラーニングの機会も整っています。会社の制度を、自分の成長のためにどんどん活用してください。

――ゆうじさんのお話から伝わってきたのは、メディアネットワークが「人を大切に育てる会社」だということでした。入社してからの道は、誰にとっても最初は未知の世界。でも、自分の成長を本気で応援してくれる環境がここにはあると感じました。

登場社員プロフィール

月岡 祐二

代表取締役社長

月岡 祐二

■入社年月
 2002年11月
■プライベートの近況
 疎遠だった高校時代の仲良かった友人と定期的に会うようになった
■最近の仕事で嬉しかったこと
 はにかんだ笑顔と共に受注報告を受けたこと

わたしたちは「会って納得する採用」を大切にしています!
当社に興味を持っていただけたら、
ぜひ一度当社の説明会にお越しください。
    みなさんにお会いできることを楽しみにしています。    
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