こんにちは、佐藤です。
私は1997年に新卒で入社して、最初の約10年間はITエンジニア職としてテレビ局に客先常駐、その後本社にて総務やシステム企画営業を担当し、現在は人材事業の責任者を務めています。
2010年に取締役に就任し、2022年には子会社である株式会社メディアパートナーズの社長に就任しました。
この記事では当社の「人材事業」について、学生の皆さんに分かりやすく解説していきますので、最後までよろしくお願いします。

人材事業ってどんな仕事をするの?

お客様の人材不足や採用に関する課題を解決していくのが僕たちの仕事です。多くの企業にとって、一番重要な資本は「人」です。ですが少子高齢化により人材不足は加速し、あらゆる業界で働き手が不足していて、企業が立ち行かなくなったり、ビジネスがストップしてしまうといったことが起こっていますよね。

加えて、昨今のいわゆる「働き方改革」によって働き方も多様化しています。ジョブ型雇用とも言われるように、必要な業務や求めるスキルを持っていれば、正社員採用がすべてではなくなっている時代です。また、育児や介護といった事情でフルタイムでの勤務を諦めざるを得なかった方々も、役割を明確にすることやリモートワーク等を活用することで、活躍の幅が広がってきました。

僕らはお客様の抱えている人材に関する課題をヒアリングし、「必要なポジションに」「必要なタイミングで」「必要なスキルを持った人材を」「必要な雇用・契約形態で」支援していく仕事をしています。お客様の業務を理解し、人材リソースに関するパートナーとなることを目指しています。

一般的に人材事業というと、大手の派遣会社を思い浮かべる人が多いかもしれません。大手企業は、大量の仕事情報と多くの求職者の方々をマッチングしていく。もちろん数が多いがゆえに選択肢も広がることは大手の強みだと思います。ですが僕らは中小企業なので、企業や求職者への丁寧なフォローによる信頼関係を一番大事にし、強みとしています。

一般的な人材会社では、お客様の営業担当と求職者の仕事探しを支援する採用担当と、実際に仕事をしているスタッフのフォロー担当が分業されていることが大半です。営業がお客様の窓口となり仕事を獲得してきて、その仕事をしたいという人材を採用担当が探し、支援企業先でのフォローや継続的なサポートはフォロー担当が対応する。そんな流れで役割が細分化されているので、大量の仕事と多くの求職者を担当することができるんです。

僕たちの場合は、それを一人の社員が担当していきます。もちろんチーム化をして誰かだけに負荷がかからないような体制は整えていますが、基本的にはすべての役割を担っています。お客様の窓口とスタッフ対応を同じ人間が対応することで、「お互いが持つ微妙なニュアンス」や「感情の変化」、「言葉にはしづらいけど感覚的なもの」を深く理解することができる。だからこそミスマッチが少なくなり、双方との信頼を構築することができると考えているんです。

どんなお客様や、求職者の方々と仕事をしていくの?

僕たちが主に支援しているお客様は、メディア業界、ネット業界、金融業界が中心です。創業当時からフジテレビの関連業務をサポートしていたこともあり、メディア業界には広いコネクションと実績を持っています。例えば、データ放送の業務や聴覚障碍者のための字幕を制作する仕事、放送の中核になっているシステム開発などにも当社の社員が参画しています。今ではフジテレビだけでなく、民放各社のお仕事もさせてもらっていますね。ネット業界や金融業界も、昔からの信頼関係により長く継続出来ているお客様が多いです。

デジタルトランスフォーメーション(DX)が進み、どんな業界であってもシステムエンジニアやビッグデータを扱うことが出来るデジタル人材は引く手あまたになっています。その点僕らは創業時からシステム開発やITを生業にしていたので、実績やノウハウも多くありニーズには応えられていると自負していますね。

お客様の課題解決と同じくらい大切にしているのが、求職者の方々に寄り添っていくことです。僕らはこの仕事を通じて、スタッフ一人ひとりの人生を背負っています。お子さんがまだ小さかったり、病気からの復帰を目指していたり、新しいスキルにチェンジしていく必要があったり。それぞれに事情があり、生活があるんです。一人の人間として向き合うことで、求職者の方々の人生や生活に寄り添っていくことがなにより大切だと思っています。せっかくのご縁で出会えた求職者の方々には、応募されたお仕事とのマッチングだけではなく、その方の希望に沿った別のお仕事を探したりすることで、一期一会の機会を出来るだけ大切にします。

僕たちが得意にしている仕事のジャンルは「ITエンジニア」「Webデザイナー」「オペレーター」といった職種の支援が中心です。もちろん一般事務や受付といった職種の方もいらっしゃるのですが、ある程度得意なジャンルを絞っていくことで、働きやすく条件の良い、安定したお仕事を求職者の方に支援することができるんです。

人材事業の本質は「人間力」

「人材事業にはどんな人が向いていますか?」という質問が良くあります。僕が考えているのは、ホスピタリティ精神が強く、価値観の異なる人とも上手く仕事ができる柔軟性のある人。数字よりも人の喜びを大切に考えることができる人。そして何より、人と接するのが好きな人。

2023年度に、1名新卒社員が入社してくれました。もちろん新卒なので社会人経験はありませんが、明るい人柄と人の懐に入る力は抜群のものを持っていたんです。彼女がすでに大活躍してくれているところを見ると、人材事業は「人間力」そのものだなぁと実感させられます。経験がある他のメンバーも、誰かのために何かをしてあげることが好きな「利他の気持ち」を持っていたり、誰かと喜びを共有することに生きがいを感じている人などもいます。だからこそ、明るいチームになっているとも思いますね。幸せそうじゃない担当者に、スタッフは自分の人生を預けることはできませんよね。

僕らの仕事はお客様も「人」、スタッフも「人」です。なので、人間関係にまつわるトラブルも日常的に起こります。感情を扱うからこその難しさもあるし、決して良いことばかりではないと思っています。だからこそ、自分が誰かのためにおこなった仕事で、お客様もスタッフも幸せになってくれることが何よりの喜びです。僕らの仕事は決して派手ではない、地道な仕事かもしれません。でもその日々の地道な積み重ねが、人の幸せに繋がっているんだという実感はありますね。

登場社員プロフィール

佐藤 嘉晃

取締役

佐藤 嘉晃

■入社年月
 1997年4月
■プライベートの近況
 学生時代の友人達と屋形船に乗ってきました
■最近の仕事で嬉しかったこと
 若手メンバーの成長が目覚ましいこと!!

はじめまして。システム関連事業の責任者をしている石戸です。
私は1999年に当社に新卒で入社してから現在までシステム関連事業のみに携わっており、現在はSE部という部署で部長を務めています。
入社からしばらくの間は客先常駐にてITエンジニア職としての経験を積み、現在は部門長を務めると共にIT企画職としてお客様のDX支援を行っています。
学生の皆さんに、当社のシステム事業について、この記事を通してできる限り分かりやすく伝えていきます。よろしくお願いします。

システム関連事業ってどんな仕事をするの?

システム関連事業では、システムやデジタル技術を活用して、お客様の課題を解決するためのDX(デジタルトランスフォーメーション)支援業務とお客様が事業に注力する為のBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)支援業務を行っています。

DX支援業務ではお客様の事業に合わせたDX戦略の策定を行っており、市場や競合相手の調査、新しいテクノロジーの活用方法、そしてお客様がどこへ向かうべきかを踏まえて戦略を考えていきます。この戦略を実現するために、新しいデジタル技術やツールをお客様の目線で選定・導入し、業務プロセスそのものを改善していきます。
(例えば、クラウドを使ってデータを集約し、集約したデータのビッグデータ分析を行って、市場のトレンドを把握し事業に活かすなど)

また、当社のDX支援業務では、お客様のパートナーとして、DX戦略に沿ったプロジェクトを計画・実行することは当然のことながら、プロジェクトが終了した後もBPOを通して改善を重ね、その成果を評価しさらなる打ち手を見つけていきます。BPOとは、企業が本業に集中するため、自社業務の一部を切り出してまるっと外部に委託する業務形態のことです。私たちが担当している業務でいえば、「社内情報システムの維持管理」や「PCサポート、メンテナンス」などがそれに当たります。

当社のシステム関連事業では、お客様がデジタル革命の波に乗り、競争力を高め、成功を収める手助けをする為のITのプロフェッショナルとしての相談相手になることを目指しています。

どんなお客様と、どんなチームで仕事をしていくの?

ケースとして二つあります。ひとつは、主に当社内の受託業務として仕事をする場合。メーカー、不動産、メディア(放送)など、ITを事業としていないBtoBの中小企業が主なお客様です。「IT企画職」を中心に、使いやすい画面設計に特化したデザイン会社や、システム開発会社、サーバーの専門会社など、さまざまな分野のプロフェッショナルであるパートナー企業とチームを組んで、お客様が本業に注力する為の支援をしています。例えば某メディア系のお客様には、「自社に情報システム部門がいない」という課題に対して、お客様の予算の策定の段階から策定後の導入・保守対応まで、社外の情報システム部門として幅広くサポートしています。また、お客様の社内外で利用されるWebシステムの開発をおこない、開発後もシステムの継続的なメンテナンスをしながら、お客様の本業の業務改善のサポートをするようになった企業もあります。

もう一つのケースとしては、いわゆるSIer(システムインテグレーターの略)と呼称される、IT系のお客様が中心です。銀行などの金融系やTV局などのメディア系、ネットサービスを提供しているネット系などの企業向けに、大規模なシステム開発プロジェクトを担当します。主にSIerを中心として多数のシステム会社が集まって体制を構築し、各社がそれぞれの役割を担うことでシステムの開発や稼動中のシステムの運用を行っています。プロジェクトの中には複数年にわたる長い期間での対応を求められたり、プロジェクト全体で数百人規模での対応を行っている大きなものもあります。当社の「ITエンジニア職」も主に客先常駐の形で、さまざまなITプロジェクトを支援しています。

システム関連事業の魅力と向いている人物像

ITに関連する仕事は常に進化していく領域なので、新しい技術やトレンドを呼吸するように吸収し、自分のスキルや知識を向上させる姿勢が大切だと考えています。自己啓発と専門知識の獲得は、仕事をしていく上で不可欠です。資格取得を通じて専門知識を持っていることを証明するのも良いと思います。

また、システム関連事業においても、人と人との関わりはとても多いんです。お客様の相談相手としての立ち位置や、さまざまな分野のプロであるパートナー企業との専門的なやり取りなど、相手に合わせたコミュニケーションを取る必要があります。そのためには相手に理解してもらうための適切な言葉選びや、手段ごとの特性を理解してコミュニケーションを行うこと。広告・プロモーション事業や人材事業と同じように、人と人との関わりを持つことをポジティブに考えられることがとても大事だと考えています。

システム関連事業は新しいことをやり続け無ければいけないからこそ、飽きることなく続けられるし、やりがいがあるのが魅力だと思っています。また、現在はそれぞれのお客様に対してのオーダーメイドでの仕事が中心になっていますが、いつか、お客様を支援するための自社サービスを提供することによって、もっと多くのお客様のビジネスを支援し、もっともっと仕事が勝手にスケールしていくような、自動販売機のようなビジネスモデルが作っていけたら、なんていう風に考えています。

登場社員プロフィール

石戸 謙次

システム関連事業 IT企画職

石戸 謙次

■入社年月
 1999年4月
■プライベートの近況
 畑で雑草と格闘しています。
■最近の仕事で嬉しかったこと
 Kintoneを使った実績や、AWS Lambda や AWS Amplify などのサーバーレス機能を使った実績が新しくできたこと。

はじめまして、松本です。私は2012年に当社に新卒で入社してから、広告、システム、人材の全ての事業を営業職として担当してきました。今は企画営業部という部署で部長を務めています。この記事では「広告・プロモーション事業」について、学生の皆さんにとって出来る限り分かりやすく解説していきたいと思いますので、少しだけお付き合いください。よろしくお願いします。

広告・プロモーション事業ってどんな仕事をするの?

ひとことでいうと、お客様の抱える”買ってほしい” ”知ってほしい” ”人を集めたい” ”理解を深めたい” といったマーケティングに関する課題を、あらゆる手段で解決していく仕事です。分かりやすい例で言うと、お客様の新製品発売でしょうか。新製品を発売するときに、当たり前だけど「多くの方に商品を知ってもらって、買ってもらいたい」わけです。そういった課題をお客様からヒアリングして、「誰に(ターゲット)」「何を(コンテンツ)」「どうやって(コミュニケーション手段)」伝えれば良いのかを考えて、効果的なコミュニケーションを設計していきます。

事業目標やコミュニケーション課題は企業によって様々なので、「どうしたらメディアに露出されるようになるかな?」とか、「企業ブランドを社員にもっと理解してもらいたい!」とか、「広告予算が余ってるから何やったら良いですかね?」等々…日々お客様と密にコミュニケーションを取っているからこそ、お客様の目指していることや困っていることを一番の相談相手として理解することができています。

課題解決に向けて、私たちは「コミュニケーション戦略」と呼んでいるんですけど、使う手段やメッセージの方向性を考えることに時間をかけていきます。マーケティング活動のコンサルティングという仕事をすることも多いんですが、私たちは単に改善提案して終わりということは絶対にありません。施策を実行するところや、実施後の分析・改善まで一貫して対応していくことで、結果に繋げるところまで伴走します。お客様と想いを一つにしたパートナーになることを目指しています。

広告・プロモーションというとテレビCMだったり新聞広告だったりSNSだったり、そういった媒体といわれるものをイメージするのではないでしょうか。もちろん間違ってはいないんですが、私たちにとってそれは手段のひとつでしかありません。乱暴な言い方かもしれませんが、伝えたいことが伝えたい相手に届くことが一番大事なので、そのための手段は何だって良い。

とはいえやっぱりここ数年は、オンラインやデジタルにシフトしているのは間違いないんです。皆さんも、何か欲しいものがあったり行きたい場所があるときは、最初にスマホを開いてググったり、人によってはInstagramを検索の代わりに使いますよね。お店の会員カードも多くがアプリになっているし、アプリで来店予約をするのも当たり前。今の広告業界はデジタルなしには成り立たないんです。

私たちは創業当時からシステムを生業にしていて、社内にシステムエンジニアが多くいます。なので、デジタルへの移行も割と早かったように思いますね。広告とシステムの垣根がなくなっているからこそ、どちらも本業として対応をすることができる。それは私たちの大きな強みだと思っています。

どんなお客様と、どんなチームで仕事をしていくの?

私たちが主に支援しているお客様は、中堅・中小規模のBtoB企業が中心です。建設業や製造業、商社、不動産など、一般的には多く目にすることがない企業かもしれませんが、世界に誇る技術や想い、商品、サービスを持っている企業が多くありますし、社会問題の解決に向けて取り組んでいる魅力的な企業ばかりです。

当社はメディア(放送)が母体の会社なので、メディア系のお客様がいないわけではないのですが、当社の強みを活かせるのはBtoB企業を相手にしたときだったんですよね。BtoB企業は、これまではアナログな仕事の仕方でもやっていけたのですが、昨今のコロナ禍も相まって、デジタルを活用したコミュニケーションの対応の必要性が加速しています。そこに私たちの存在価値があると考えています。

私たちは課題解決のプロフェッショナルですが、課題解決の手段が多岐に渡ることはお話した通りです。お客様の支援をするにあたっては、それぞれの専門分野に強い社内のメンバーや、社外のパートナー企業との連携が欠かせません。自社の社員では課題解決の責任者であり、お客様の窓口としてプロジェクトのプロデューサーを務める「ソリューション営業職」。そしてデータ解析やデジタルマーケティング全般を主導する「マーケティングディレクター職」を置いています。

クリエイティブや制作業務については、お客様の業界や制作物の種類などに応じて社外のパートナー企業と連携し、チームを結成していきます。もちろんシステムが関連する仕事では「IT企画職」とチームを組むこともあります。それぞれのプロフェッショナルを集めてチームを作ることで、クオリティ、コスト、納期を最適な形で支援することができるんです。

大切なのは「学び続ける姿勢」と「能動的に動けること」

「御社で活躍しているのはどんな人ですか?」
私は面接官も担当しているんですが、面接で良く聞かれる質問です。その時に必ず答えるのは「学び続ける姿勢」と「能動的に動けること」。どういう意味か、もう少し説明しますね。

まず学び続ける姿勢について。マーケティングやデジタルの分野は日進月歩で変化していきます。10年以上この仕事をしていますが、本当に早い。常に新しい知識やスキルを身に着け、最新のものにアップデートしていけるよう努力しなくてはいけないんです。例えば、少し前にWeb3.0やメタバース、NFTといった言葉が業界を席捲しました。最近ではChatGPTがトレンドですよね。こういった新しい技術やサービスについて、自ら探究心を持って学んでいくことが必要です。一見、仕事に直接関係ないと思える分野でも、新しい気付きはイノベーションを生む可能性があります。「学び」に対して常に貪欲で前向きな姿勢を持つことが大切だと言い続けています。

次に能動的に動けることについて。私たちは課題解決が仕事なので、解決の手段は何でも良いとお話しましたよね。裏を返せば、待っているだけでは課題を解決することは出来ないし、仕事には繋がっていかないんです。「やるべきことが見えたら、すぐに実行できる行動力」と「仕事に対するスピード感」はこの業界で生き残るための必須スキルです。そのため、全員が主体性を持って仕事に取り組むことを心がけています。何をすべきかを自分で考えて、行動する。そういった人材を育てていくことは私の大事な役割だと思っています。

正直に話しますが、私たちの仕事はとても大変だし、簡単な仕事ではないと思っています。常に何かを考え続けるし、勉強して、情報収集をして、また考えて…それでもうまくいかないこともたくさんあるんです。それでも、お客様の事業成長に貢献できた時の達成感は何ものにも代えがたいんですよね。チームで立てた企画が実行され、お客様の結果につながり、自分たちの成長になっていく。理想を言えば、自分の専門性を活かして、社会課題の解決に繋がるお客様の手助けができれば良いと思っています。

登場社員プロフィール

松本 岬

広告・プロモーション事業 ソリューション営業職

松本 岬

■入社年月
 2012年4月
■プライベートの近況
 1年のうち360日くらいの間、家族で旅行に行くことを考えてます!
■最近の仕事で嬉しかったこと
 「当社の社員以上にうちの会社のことに詳しいですね!」と顧客から言っていただけたこと

わたしたちは「会って納得する採用」を大切にしています!
当社に興味を持っていただけたら、
ぜひ一度当社の説明会にお越しください。
    みなさんにお会いできることを楽しみにしています。    
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