私たちはコミュニケーションルームをこう使う!
社員の交流の場として設けられたコミュニケーションルーム。
コミュニケーションを活性化させるために作られたとのことですが、実際にはどのように活用されているのでしょうか…?
(取材・文 竹治 昭宏)
- コミュニケーションルームは、社員たちがゲーム大会、懇親会、動画鑑賞会など、さまざまな活動で自由に使えます
- お酒も飲めちゃう。社員たちは自分たちのペースで楽しんでいることがわかりました
- コミュニケーションルームを使うことで、社内の距離感が縮まり、社内の一体感が向上するきっかけになりました
社長室が社員のコミュニケーションスペースに!?
毎日のランチタイムや業務後の時間に、社長室を社員のコミュニケーションルームとして開放しています。社内にリフレッシュ出来る、くつろげるスペースを作りたいと思ってはいたものの、現在のオフィスの規模だと難しかったために社長室を開放することに決めたというのが「社長室=コミュニケーションルーム」となった背景です。(もちろん、業務中は社長室として使っています)
コロナ渦において、お店を使った飲み会等がしづらくなったことが一つのきっかけとなり、部署を越えたコミュニケーションにも繋げてもらえると考えています。外のお店に比べると自由度が高いのもコミュニケーションルームの良い所。
Nintendo Switch等のゲームが常設されていて、皆で楽しめるパーティー系のソフトも揃っています。食事は好みもあるので各自買ってきていますが、ちょっとしたおつまみやお酒などを含めた飲料は会社が準備してくれているのでコスパも抜群です!
時間制限もなく、ちょっとくらい騒いでも怒られない。社内にあるからこそのメリットですよね。
懇親会やドラマ鑑賞会など、様々なイベントに活用されています。
社員のコミュニケーションルームの活用事例
実際に、コミュニケーションルームをどう活用しているのか?
R.SさんとH.Wさんに伺ってみました。
――まず、どのようにコミュニケーションルームを活用されたのかを教えてください
私は主に同期や他の社員を誘ってゲームをやっています。ゲーム好きも多く、客先常駐している社員の方と親睦を深めたかったので、業務が忙しくない時にコミュニケーションルームに集まっています。
――なるほど、どんなゲームをやっているんですか?
Nintendo Switchが置いてあるんですよ。マリオカートやスマブラとか、集団でやるパーティーゲームとか。みんなでワイワイやって盛り上がります。
――それは楽しそうですね。R.Sさんが主催したんですか?
そうです。誰が主催してもOKなんですよ。総務に他に使用予定がないかを確認して、空いていればいつでも使えます。開催時間も自由ですし、ちゃんと戸締りさえすればいいよという感じですね。
僕は同期会や若手メンバーとの懇親会ですね。部署関係なく交流ができるのがいいですね。他にはゴルフ部の練習をやったことがあります。wii golfっていうゲームがあって、それでスイングの練習とかします。7~8人くらいでやりますね。
――同期会もコミュニケーションルームでやるんですね。
僕の同期で客先常駐のメンバーがいるんですよ。本社でやると集まりやすいし、帰りが遅くならないというのもあるんです。それを理由に同期が本社に戻ってくると他のメンバーに挨拶できるし、それがいいなと思いますね。
――同期会ってどんな話をするんですか?
今自分達がしている業務の話もするし、プライベートな話もしますね。コミュニケーションルームだと社外じゃない分その辺気にしないでいいですし、飲み物も無料ですから。
――飲み物はアルコールもあるんですか?
はい。ビールやハイボール、チューハイとかも用意してくれていますね。ノンアルコールだとジュースやコーヒーなども用意してくれているので、飲めないメンバーでも別で準備する必要がなくていいですね。
――お酒を飲むってなると社内で残ってる人に気を遣ったりしませんか?
そもそも残業が少ない会社なので残っている人もほとんどいないですね。開始時にいたとしても、みんな寛容なので、そこまで気にしなくても大丈夫だと思ってます。
――社長室を使えるのはどういう気分ですか?
最初は社長室なのに大丈夫なのかなっていう抵抗感はありましたけど、もはやないですね。
僕もです(笑)。ゲームが置いてあったことに驚きましたけど、それもすぐ慣れました。
――他の社員と一緒に遊ぶことで何か変化はありましたか?
みんなと一緒にやりたいなって思うようになりましたね。Nintendo Switchは社内の大きなモニターに映し出して会社のイベントに使うこともありますし、平日のランチタイムに動画鑑賞会を開くこともあります。月に一、二回くらいですけど。
――動画鑑賞会?
過去の連ドラを見たりしています。『リーガルハイ』とか『それってパクリじゃないですか』とか。総務が社員にアンケートを取って皆が見たいものを募っています。
――コミュニケーションルームはいつから開放されたんですか?
僕が入社した年(2022年4月)からですね。最初は新人研修のグループワークで、ゲーム大会や野球観戦を企画したんですよ。集まりやすいですし、コロナ禍のタイミングもあって外よりは安心感がありますね。
――直近でどういう風に使われたんですか?
今、僕は幹部候補としての研修に参加しているんですけど、同じくその研修に参加しているメンバーとの懇親に使いましたね。課題の話をしつつ、色々とざっくばらんに話をしました。全員でやると人数も多いので、社内にそういう場所があるからこそできることだと思います。
――中々社外のお店でってなると難しいかもしれませんね。
そうですね。でも、コミュニケーションルームでやると、緊張感が和らぐし、仲間と励まし合えるので、やりやすいですね。
――最後に、実際に活用されてみての魅力を一言でお願いします!
自主参加なのでやりたいって人が集まっているっていうのがいいですね。強制や無理矢理というスタイルではないですし、緩くやりたい人が集まっているから失敗とかもないですし。
交流の場として使うことで、社員同士の距離感が近くなることを感じています。同期会では業務の話からプライベートな話まで、気兼ねなく話せますし。ゲームをすることで、人の新たな一面も見ることができますね。楽しい瞬間が増えたなと思います。
集まりやすさや飲食物があること、そしてお酒も楽しめるのがいいですね。ただ、忙しいタイミングで利用すると、少し罪悪感もあるので、そこは調整が必要ですね。
――お二人が楽しみにしているイベントはあるんですか?
僕はまたゲーム大会を開きたいなと思ってます。Switchのゲームで『エブリバディ 1-2-Switch!』というのが新しく発売されるので、みんなで盛り上がりたいですね。
そんなゲームあるんだ。楽しそう!
ラフで、皆がやりたいと思った時に出来るのがコミュニケーションルームの良い所。自由で楽しい交流が、社内でのコミュニケーションを豊かにしていると感じました。業務が忙しい中でも、「コミュケーションルーム」の存在は社員に活力を与えているようです。仕事だけでなく、人との繋がりを大切にする社風がうかがえます。
登場社員プロフィール
広告・プロモーション事業 ソリューション営業職
H.W
■入社年月
2021年4月
■プライベートの近況
友人と一緒にキャンプに行ってきました!
■最近の仕事で嬉しかったこと
コンペ形式の案件を受注できたことです。
システム関連事業 IT企画職
R.S
■入社年月
2022年4月
■プライベートの近況
動画配信サービスのサブスクに入会してたくさん映画を見てます。
■最近の仕事で嬉しかったこと
自分で設計し、制作したシステムが喜んでいただけたこと。