選考を受ける側からすると、選考担当者が何を考えているのか、どんなことを聞かれるのかとドキドキするのではないでしょうか。
そこで、選考に携わっている社員がぶっちゃけトーク!
どんなことが大切だと考えているのか、会社の文化を感じ取っていただければと思います。
(取材・文 竹治 昭宏)

この記事のポイント この記事のポイント
  • 一次面接で重要なのは、素直さ、前向きさ、目標に向けて行動が出来る力を感じることが出来るかどうか
  • 役員面接で重要なのは、嘘をつかず自分の考えや気持ちに正直でいること
  • 面接は会社とのマッチング。入社後のためにも、素直に自己表現をすることが重要

一次面接のポイント

高野:私も偉そうに座ってますが、幹部メンバーじゃないんです(笑)。採用担当として学生の皆さんに近い立場で選考に立ち会っているので、今日は参加させてもらってます。

石戸:存在感は幹部だよね。

高野:やめてくださいよ~。選考するのは他の皆さんですから!

佐藤:まあ企業の人と会うなんてそうそうないでしょうし、緊張してる学生さんがほとんどじゃないですかね。なるべく、自然体で、リラックスして臨んでもらえるような空気づくりは意識してますけどね。

松本:役員面接も面接なのか雑談なのか分からないって聞きますけど(笑)。

月岡:ちゃんと面接はしてるよ!

松本:営業とエンジニアで観点は違うと思いますけど、共通してるのは「部下として守っていきたいと思えるか」ですかね。

高野:具体的には?

松本:たとえば、物事を前向きにとらえる力があるか。これまでの経験で、失敗はしていて良いんですよ。出来なくても前向きに取り組めたり、指摘を素直に受け取れるか。そういったメンバーをチームに迎えて、大事にしていきたいですね。

石戸:経験から何を教訓にするかは大事だよね。予期せぬ出来事から何を学んで、糧にして成長できるかは面接でも見ています。

月岡:失敗談をむしろ笑顔で話せる人は好感が持てる。辛いことも乗り切れる強さは、仕事でも必要だよね。

松本:どんなことでもプラスにしていくぞ!っていう気概のある学生さん、良いですよね!

一同:そうだね!間違いない。

石戸:今は経験や知識はなくて当たり前なんです。今は持っていなくても、これから何を身に着けたいのか、どう成長したいのか、っていうのは大事な観点ですね。努力する姿勢があるかというところ。

松本:工夫というかわかりませんけど、私は定型的な質問はしません。

佐藤:毎回違うよね(笑)。でもそこは役員面接でも同じかな。

松本:準備された答えはいらないんですよね。自分の言葉で、自分の想いを話してほしいんです。だからこそ、自己分析とか事前の深掘りがとっても大事なんですけど。

石戸:自分の言葉で話せる人は魅力的ですね。その人らしい生の反応を見れる。

松本:面接もコミュニケーションなので。履歴書とかエントリーシートを見ながら、会話していきますね。

高野:当社も学生さんを知って、学生さんも当社を知る。そのマッチングの機会ですよね!

松本:会話の中で「なぜ」は意識的に聞いてます。なぜ当社に興味を持ったのか。何をきっかけにこの仕事をしたいと思ったのか。私たちのマインドと、学生さんの「なぜ」のマッチングだと思います。

石戸:目標設定能力と実行力に注目しています。目標意識が高くて、そこに向けて実行する力。口だけじゃなくて、どう行動しているかというのは大事にしていますね。

松本:実行力、大事!

石戸:あとは、私も「なぜ」は結構質問しています。IT業界を志したきっかけや、いつ頃から志したのかを聞きたい。今までの人生で、その夢に向かって努力してきてると思うんで、その頑張りを知りたいですね。

役員面接のポイント

月岡:役員面接は、会社のマインドと応募者のマインドがマッチしているか。そこを一番大事にみています。面接では決まった質問も特にないし、面接の場は、お互いをよく知るチャンスだと思っているので、会話のやりとりを純粋に楽しんじゃってます。

佐藤:そうそう、笑顔が多い面接が好きですね。笑顔があればコミュニケーションはスムーズだし。リラックスできている学生さんの方が好感度は高い!

月岡:そうだね。自分の経験と当社での目標を明確に語れる学生さんは内定が出やすいんじゃないかな。会社との相性の良さが見えるとさらにいいよね。

佐藤:職種による違いはあまりなくて、会社とのマインドに合うか合わないかは重視しますね。

佐藤:嘘は絶対にダメ! 見栄を張るようなこともやめてほしいですね。

月岡:素直さ、勤勉さというのは役員面接でも絶対に見ているよね。見栄を張ってもわかっちゃうので。痛いなって思うところを突かれたり、考えが浅かったなって思うこともあると思うんだけど、見栄を張らないで正直に話をしてくれると嬉しい。

高野:面接時間は1時間から1時間半が標準ですけど、3時間くらいやってることもありますよね。採用担当としては、まだ終わらないけど大丈夫?ってハラハラするんですよ(笑)。


月岡:すみません…。

高野:面接後に応募者の方の話を聞いてみると、正直に話をしたことで理解をしてもらえたっていう安心感があるみたいです。面接中に泣いちゃう学生さんとかも割といて。

月岡:それだけ正直に、素直に向き合ってくれているということだよね。

高野:でも3時間も面接で話すことあります?(笑)

月岡:話が魅力的だと、ついつい聞き入ってしまうんだよね。その人の人生とか夢、想いに触れると、感動したり共感したりすることが多いんだよ。それに、当社のこともたくさん話したいからね。僕らの仕事やビジョン、文化に興味を持ってくれる学生さんには、どんどん伝えたい。


佐藤:いっぱい話すことで、応募者との距離も縮まりますからね!

高野:合ってるなって思う人は、面接なのに社長室の外まで笑い声が響いてきますよ(笑)。

石戸:価値観を共有できるって大切ですよね。同じ目標に向かうには、価値観が近い仲間との方が、一緒に仕事を楽しめるのは間違いない。

松本:うんうん、そのほうが仕事が楽しくなります。

月岡:就活って、純粋な会社とのマッチングです。残念ながらお見送りになってしまうこともあると思う。でもだからといって、否定されたとは思わないでほしいですね。

当社は中小企業なので、チームのバランスとかその時の体制、メンバーとの相性なんかも選考の大事な要素なんです。人間的にダメだからお見送りにしたっていうことは絶対にない。誇張でもなく、やっぱり会社とのマッチングなんですよ。

佐藤:正直になって、それで合わなければ仕方ない。くらいの気持ちで臨んでほしいですね。無理して入社しても、入社してから大変でしょうし。本音で話した方が、良い面接になると思っています。楽しみましょう!

石戸:履歴書じゃ書き切れない、そんな本音を面接で語ってください!

松本:緊張は当然です。でも対話を楽しむことですね。受かるための模範解答はないので、自分らしい言葉で語り、明るく前向きに面接に臨んでください。お会いできるのを楽しみにしています!

高野:当社の文化にマッチしていることが一番大事。説明会や選考だけじゃなくて、電話やメールでも私たち採用担当とやり取りすることがあると思います。そういったやり取りの中で感じることや、このサイトを見ていただいて、私たちが考える価値観に合う人と働きたいですね。

月岡:僕らも最初は緊張してるから、リラックスしてね。一緒に会話を楽しみましょう!

登場社員プロフィール

月岡 祐二

代表取締役社長

月岡 祐二

■入社年月
 2002年11月
■プライベートの近況
 疎遠だった高校時代の仲良かった友人と定期的に会うようになった
■最近の仕事で嬉しかったこと
 はにかんだ笑顔と共に受注報告を受けたこと

佐藤 嘉晃

取締役

佐藤 嘉晃

■入社年月
 1997年4月
■プライベートの近況
 学生時代の友人達と屋形船に乗ってきました
■最近の仕事で嬉しかったこと
 若手メンバーの成長が目覚ましいこと!!

石戸 謙次

システム関連事業 IT企画職

石戸 謙次

■入社年月
 1999年4月
■プライベートの近況
 畑で雑草と格闘しています。
■最近の仕事で嬉しかったこと
 Kintoneを使った実績や、AWS Lambda や AWS Amplify などのサーバーレス機能を使った実績が新しくできたこと。

松本 岬

広告・プロモーション事業 ソリューション営業職

松本 岬

■入社年月
 2012年4月
■プライベートの近況
 1年のうち360日くらいの間、家族で旅行に行くことを考えてます!
■最近の仕事で嬉しかったこと
 「当社の社員以上にうちの会社のことに詳しいですね!」と顧客から言っていただけたこと

高野 愛子

コーポレート事業 総務職(採用担当)

高野 愛子

■入社年月
 2015年4月
■プライベートの近況
 推しのLIVEに参戦してきました!
■最近の仕事で嬉しかったこと
 学生さんが沢山悩んだ結果、当社の内定を受諾して下さったこと

わたしたちは「会って納得する採用」を大切にしています!
当社に興味を持っていただけたら、
ぜひ一度当社の説明会にお越しください。
    みなさんにお会いできることを楽しみにしています。    
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