【MNWK版アカデミー賞】社内のみんなに「ありがとう」の気持ちを持てる制度って? 【MNWK版アカデミー賞】社内のみんなに「ありがとう」の気持ちを持てる制度って?
会社は仕事をする場ですが、仕事だけやっていれば何でもいいわけではないですよね。
社員同士、お互いを尊重し合って良い人間関係をはぐくむことが気持ちよく働ける環境にも繋がる。
そんな、社員同士の相手を思う気持ちを醸成したいと思って始まった制度のご紹介です。(取材・文 竹治 昭宏)
この記事のポイント
- 些細な行動や言葉に光を当て、社員同士の感謝の気持ちを共有する場をつくっています。
- 異なる部署の社員からの声が届くことも魅力のひとつです。
- 賞金や特典もあり、仕事へのモチベーションや社員の満足度向上に貢献しています。
目次
褒め合う文化を醸成する制度とは
人間関係を築く上では、思いやりというのは大切な要素ですよね。「気配り」「目配り」「心配り」に対して気づけるようになっていくこと。そして、やってもらって当たり前ではなく、自分もそういう気遣いが出来る人間になっていくことで、良い人間関係を築くことに繋がると私たちは考えています。
しかし、そういう気遣いは些細だからこそ表立った評価がされにくいポイントでもあります。そこで、2021年に「MNWK(メディアネットワーク)版アカデミー賞」を作りました。些細なことでもお互いに褒め合うことが大切であると考え、文化にしていけるよう取り組んでいます。
2026年度で6年目となるこの制度ですが、制度の運営は社員のみで行っているのも特徴です。
社員がお互いの「素敵!」と思うポイントを見つけたらそれぞれ投票し、その中から月間MVPが選ばれます。2026年度は本社と客先常駐の2チームに分けて、各チームからそれぞれ月間MVPを選出するのですが、この選考委員も社員が担当しています。仲間同士で褒め合うことを文化にしていくため、あえて役員は関与せずに実施しています。
そして、年度末にはこの月間MVPの中から各チームの年間MVPを選出、更にその中から「アカデミー賞」が投票により1名選ばれます。年度末(夏、冬に続く当社の3回目)の賞与支給日に受賞者が発表されるため、毎年盛り上がっています。
受賞者には賞金や景品があるので、頑張ろうと思うきっかけにもなっています。
表彰される内容は本当に些細なことでもOK。例えば、加湿器の水補充をしてくれた、体調が悪い時に気遣ってくれた、健康促進に向けて社員を巻き込んで動いてくれた、等々。一つ一つは些細なことかもしれませんが、自分が進んで取り組んだことを誰かが気づいて褒めてくれる。それだけで嬉しいし、続けていこうという姿勢に繋がっていくはずです。そうやって、自分の業務範囲だけにとらわれずに、周囲を見られる視野の広さも身に付けて欲しいと思っています。
社員の声から見る、MNWK版アカデミー賞の魅力
お互いを思いやった日々の些細な行動が、社員同士の絆を深め、お互いを尊重し合うことに繋がるMNWK版アカデミー賞。そんなMNWK版アカデミー賞について、2022年度アカデミー賞受賞者の花岡さん、年間MVP受賞者のH.Tさん、投票者として高野さんとT.Kさんからその魅力を伺いたいと思います。
――本日は【MNWK版アカデミー賞】についてお伺い出来ればと思います。この制度についての印象を教えてください。
花岡:
面白い制度ですよね。本当に些細なことを褒めてもらえるのでびっくりしました。ネットワークニュース(社内報)に受賞理由が記載されるんですけど、受賞しなかった時でも投票があった場合は投票内容を教えてくださるのでそれもすごく嬉しいです。
H.T:
僕は客先に常駐していることもあって、ほかの社員の方と接する機会はやっぱり少ないのですが、その中でも普段の振舞いを褒めてもらえるのは嬉しいですね。業務の成果は伝えづらいですけど、社内イベントに参加するのが好きなこともあって、そういう所での振舞いを見てもらえるのは有難いです。この制度のおかげで、他部署の人の活躍を知ることもできますしね。
――投票ってどのようにやっているんですか?
高野:
「素敵!」と思った行動があれば、同僚の名前と理由を投票フォームに記入するだけです。めちゃめちゃ簡単で手軽ですね。
T.K:
社員同士っていうのがいいですね。仕事の評価ではないし、共有スペースを掃除したとか、挨拶ができるとか、すごく基本的なことでOKだからこそ入社してすぐの新人にも受賞のチャンスがあります。
花岡:
そうですね。新人の方たちって「何か貢献しなきゃ」と思っていても、業務面だとすぐには難しいこともありますからね。この制度は、ちょっとしたことでもいいんだよって伝えているのもあって、些細なことでも率先して動いてくれるきっかけになったと思います。
投票を通して伝えてもらうことで自己肯定感も上がりますし、それと同時に私は、他の人の良いところを見つけて投票することで「自分も見習わなきゃ」って思いますね。
T.K:
これまでだったら気づかなかったことでも、制度ができてから「やらなくちゃ!」って意識が働くことも増えたかな。とはいえ、気づいたけど若手の子に譲ろうかなと思ってそっとしておくこともあるんですけど…(笑)。
高野:
それはやったら良いのに(笑)。でも、自分の行動が他の社員に見られていて、それを感謝してくれていることが分かっていると励みになるよね。だからこそ、社員のちょっとしたことでも投票しようと思えています!。
H.T:
僕は、普段会社にいないからといって「あの人は会社のことに無関心なのかな?」とは思われたくないんですよね。だから、この制度が始まるまではあまり気にしていなかったことも、始まってからは気にするようになりました。困っている人がいたら助けようかなとか、行動意識やものごとの見方は本当に変わりましたね。
T.K:
H.Tさんは本当に色々やって下さっていて感謝してます。選ばれた人の個性を発見するのも面白いですよね。自分には見えてなかったけど、この人は準備やフォローを大事にする人だって気づいたり、あの人はアイデアマンなんだなって感じたり。表彰される内容も様々で、面白いです。
――2022年度は花岡さんがアカデミー賞を受賞されたとお聞きしました。
花岡:
はい!有難いことに、アカデミー賞に選ばれて、賞金をいただきました。
T.K:
いいね!何に使ったの?
花岡:
弟がちょうど大学に入ったので、家族と一緒にお祝いするのに使わせていただきました。
――弟さんも嬉しかったでしょうね。選ばれたときはどう思いましたか。
花岡:
「えっ、本当に私!?」って感じでしたね。月間MVPには選ばれていたので年間MVPはもしかしたら…って思っていたところもあったんですけど(笑)。まさか自分がアカデミー賞を受賞するとは思っていなかったです。総務って数字で評価されづらい仕事でもある分、社員からこういう形で自分の行動に対して感謝を伝えてもらえたことは、業務をする上での自信につながりました。
高野:
2023年度からは賞金から賞品に変わったんだよね。今年は何が貰えるのかなと毎年ワクワクしています!
T.K:
花岡さんは一度受賞したからこそ、今後の期待値も上がるよね。
花岡:
そうなんですよ~!やらなくなったと思われたくないので、日々周りを見て行動するようにしています。仕事をしながら、常に周りに気を配れるようになるのが理想ですね。
T.K:
確かに行動することが一番!
高野:
総務の目から見てもみんな率先してやってくれているので、少しずつ相手を褒める文化が浸透してきているなと感じますね。
H.T:
単純に「ありがとう」のきっかけづくりになっているのがいいよね。新人から管理職の方まで関係なく、その第一歩にはなっていると思う。
高野:
【MNWK版アカデミー賞】は、私たち社員のための制度だからこそ、みんなで盛り上げていきたいし、お互いに相手を尊重する文化をさらに育んでいくことが総務としての願いですね。
全員:
みんなで盛り上げていきましょう!