褒め合う文化を醸成する制度とは

人間関係を築く上では、思いやりというのは大切な要素ですよね。「気配り」「目配り」「心配り」に対して気づけるようになっていくこと。そして、やってもらって当たり前ではなく、自分もそういう気遣いが出来る人間になっていくことは、良い人間関係を築くことに繋がると私たちは考えています。
だけど、そういう気遣いは些細だからこそ表立った評価がされにくいポイントだとも感じていました。そこで、2021年に「MNWK(メディアネットワーク)版アカデミー賞」を作って、そういった些細なことでもお互いに褒め合うことが大切だと考え、文化にしようと取り組んでいます。

今年で4年目となるこの制度ですが、制度の運営は社員のみで行っているのも特徴です。
社員がお互いの「素敵!」と思うポイントを見つけたらそれぞれ投票し、その中から月間MVPを選びます。今年は2チームに分けてそれぞれから月間MVPを選出するのですが、この選出委員も社員が担当。仲間同士で褒め合うことを文化にしていくため、あえて役員は関与せずに実施しています。
そして、年度末にはこの月間MVPの中から各チームの年間MVPを投票により選出、そして、更にその中から「アカデミー賞」受賞者が1名選ばれるようになっています。当社の3回目の賞与支給日に受賞者が発表される一大イベントとなっています。
受賞者には賞金や景品があるので、頑張ろうと思うきっかけにもなっています。

表彰される内容は本当に些細なことでもOK。例えば、加湿器の水補充をしてくれたとか、体調が悪い時に声をかけて心配してくれたとか、ゴミ捨てをいつも率先してやってくれる等々。一つ一つは些細なことかもしれませんが誰も気づいてないけどやっていた行動を誰かが気づいて褒めてくれる。それだけで褒められたら嬉しいし、続けようと思う心に繋がっています。そうやって、自分の業務範囲だけにとらわれずに、周囲を見られる視野の広さも身に付けて欲しいと思っています。

社員の声から見る、
MNWK版アカデミー賞の魅力

花岡

面白い制度ですよね。本当に些細なことを褒めてもらえるのでびっくりしました。ネットワークニュース(社内報)に受賞理由が記載されるんですけど、受賞しなかった時でも投票があれば理由を教えてくださるのでそれがすごく嬉しいんですよね。

H.T

僕は客先に常駐していることもあって、ほかの社員の方と接する機会はやっぱり少ないので普段の振舞いを褒めてもらえるのは嬉しいですね。業務の成果は伝えづらいですけど、イベントだったりに参加するのが好きなこともあって、そういう所での振舞いを見てもらえるのは有難いです。この制度のおかげで、他部署の人の活躍を知ることもできますしね。

高野

「素敵!」と思った行動があれば、同僚の名前と理由を投票フォームに記入するだけです。めちゃめちゃ簡単で手軽ですね。

T.K

社員同士っていうのがいいですね。仕事の評価ではないし、共有スペースを掃除したとか、挨拶ができるとか、もっと基本的なことでOKだから入社してすぐの新人にもチャンスがあるし。

花岡

そうですね。新人の子達って何か貢献しなきゃと思っていても、業務だとすぐには難しいですからね。この制度はちょっとしたことでいいんだよって伝えているのもあって、些細なことでも率先して動いてくれたりするきっかけになったと思います。自己肯定感も上がりますよね。逆に私は、他の人の良いところを見つけて投票することで、自分も見習わなきゃって思いますね。

T.K

これまでだったら見逃しちゃうかもしれないことでも、制度ができてから「やらなくちゃ!」って、意識が働くことも増えたかな。とはいえ、気づいたけど若手の子に譲ろうかなと思ってそっとしておくこともあるんですけど…。

高野

それはやったら良いのに(笑)。でも、自分の行動が社員に見られていて、社員が感謝してくれているのが分かっていると励みになるよね。だから、社員のちょっとしたことでも投票しようと思うかな。

H.T

普段会社にいないからといって、「あの人は会社のことに無関心なのかな?」とは思われたくないんですよね。だから、この制度が始まるまではあまり気にしていなかったことも、始まってからは気にするようになりました。困っている人がいたら助けようかなとか、行動意識やものごとの見方は本当に変わりましたね。

T.K

H.Tさんは本当に色々やって下さるなって感謝してます。選ばれた人の個性を発見するのも面白いですよね。自分には見えてなかったけど、この子は準備やフォローを大事にする人だって思ったり、あの人はアイデアマンなんだなって感じたり。表彰される内容も様々で、面白いです。

花岡

はい!有難いことに、アカデミー賞に選ばれて、賞金をいただきました。

いいね!何に使ったの?

花岡

弟がちょうど大学に入ったので、家族と一緒にお祝いするのに使いました。

花岡

「えっ、本当に私!?」って感じでしたね。月間MVPには選ばれていたので年間MVPはもしかしたら…て思ってたところもあったんですけど(笑)。まさか自分がアカデミー賞を受賞するとは思わなかったです。総務って数字で評価されづらい仕事でもある分、社員からこういう形で自分の行動に対して感謝や褒めてもらえたことは、業務をする上での自信につながりました

高野

今年からは賞金じゃなくて賞品になるんだよね。自分が選ばれたわけじゃないけど、何が貰えるのか今からワクワクしてる。

T.K

花岡さんは去年受賞したからこそ、今年は期待値上がるよね。

花岡

そうなんですよ~!やらなくなったと思われたくないので、日々周りを見て行動するようにしています。仕事をしながら、常に周りに気を配れるようになるのが理想ですね。

T.K

確かに行動することが一番!こんな些細なことに会社が賞品を用意してくれるって凄いなって思うし、そのためにやろうって思います。

高野

私も同感! 総務の目から見てもみんな率先してやってくれているので、少しずつ相手を褒める文化が浸透してきているなと感じますね。

H.T

単純に「ありがとう」のきっかけづくりになっているのがいいよね。新人から管理職者まで関係なく、その第一歩にはなっていると思う。

高野

【MNWK版アカデミー賞】は、私たち社員のための制度だからこそ、みんなで盛り上げていきたいし、お互いに相手を尊重する文化が育めることが総務としての願いですね。

みんなで盛り上げていきましょう。

登場社員プロフィール

花岡 みなみ

コーポレート事業 総務職(採用担当)

花岡 みなみ

■入社年月
 2022年1月
■プライベートの近況
 計画的に貯金をして、念願のハワイ旅行に行ってきました!
■最近の仕事で嬉しかったこと
 次の4月に入社する内定者と色々なお話ができたこと。

H.T

システム関連事業 ITエンジニア職

H.T

■入社年月
 1997年4月
■プライベートの近況
 一人で有馬温泉に行ってきました。良い気分転換になりリフレッシュできました。
■最近の仕事で嬉しかったこと
 2つの仕事の締め切りがかぶってしまったんですが、頑張って両方とも無事に終わらせることができました。

高野 愛子

コーポレート事業 総務職(採用担当)

高野 愛子

■入社年月
 2015年4月
■プライベートの近況
 子供がポケモンにはまり、ポケモンのイベント三昧な夏を過ごしました!
■最近の仕事で嬉しかったこと
 「お話出来て良かった」「相談して良かった」と言って頂けること。

T.K

人材事業 人材営業職

T.K

■入社年月
 2018年6月
■プライベートの近況
 ようやく家にテレビを置きました!(数年間まともに見てないので、おススメの番組を教えてください)
■最近の仕事で嬉しかったこと
 やはり新規の成約が決まった時!あとは求職者の方から「紹介いただく案件の質とスピード感がとても良いです」と褒められた時です!

デートNIGHT制度のご紹介

デートNIGHTとは、月に1日だけ8時間勤務の所を6時間勤務で退社できるという制度です。各自の目標達成による取得条件はありますが、対象社員のほぼ全員がきちんと取得できています。取得日の2時間分は勤務扱いとなり、お給料が減ることもありません!時差出勤を取り入れているため、退社時間はバラバラになりますが、大体15時~16時頃に帰宅出来ることがほとんど。

土日や夜は色んな場所も混んでいたり、平日には中々会えない人もいる。そういった壁を取っ払って、さまざまな人とのコミュニケーション機会を持ってもらい、いろんな体験をしてほしい。見聞を広め、人として成長してもらいたい。家族に喜んでもらいたいという思いが、制度の作られた背景です。

また、こういった制度が出来たことで「いつでも・誰でも・どこでも仕事が出来る環境づくり」の促進にも繋がったそう。給与が減ることなく、早退出来る…!取得するため、自ら業務調整や、周囲へのバトンタッチなどを行えるようになり、業務効率化のために必要なチカラや意識が社員一人一人に芽生えていったそうです。

社員に突撃!
デートNIGHT活用事情

Y.N

通常よりも早く帰れるのは単純に嬉しいよね。

花岡

そうですね。私は入社前にそこまで詳しい制度の話は聞いてなかったので、最初に聞いた時は驚きました。嬉しいですよね。

松本

私もです。フルタイムで仕事していると、定時で上がれることはあるけど、それ以上に早いってことはそもそも想像に入れていないですよね。

ーー
Y.N

僕はスポーツ観戦が好きで、特に野球が好きなんです。時差出勤も出来るので、球場によってはそれでも間に合いはするんですけど、デートNIGHTを使うことで、ゆとりを持って試合前の雰囲気を楽しめます。球場でビールを飲んだり、応援歌を歌ったりするのが好きなんで、余裕を持って球場に行けるのは嬉しいですね。

Y.N

そうですね。後は、平日休みの友達と遊ぶ時とかも活用してます。僕は土日休みだから、彼らと予定合わせるのが難しかったりするんですけど、友達との予定に合わせてデートNIGHTを取っています。身近なアウトドアを楽しんだり、カラオケに行ったり、色々ですね。

Y.N

特に印象に残っているのは贔屓にしているチームが初回に6点取った試合があったんですよ。あの日はデートNIGHTを使っていてよかったなと思って、友達と祝杯をあげました(笑)。

Y.N

今年は19試合ですね。もし、この制度がなかったら、行けたのは半分くらいだと思います。めちゃくちゃ有難かったですね。

花岡

私は家族と過ごすことが多いですね。私には大学生の弟と、高校生の妹がいるんですけど仕事を始めてからはなかなか兄弟と遊べなくなってしまって。でも、デートNIGHTがあると、16時くらいに仕事が終わるので、ライブに行ったり、映画を観に行ったりしていますね。

花岡

そうなんです。割と年が離れているのもあるかもしれないですけどね。妹は音楽が好きで、よく一緒にライブに行っています。最近ではYOASOBIや緑黄色社会のライブに行きました。

花岡

はい。気を遣わなくていいので、私もリフレッシュできますし、学ぶこともあります。両親とはまだ一緒に過ごしたことはないですが、どこかでご飯を食べに行ったり出来たらなと思っています。前職の時は、忙しくてゆっくり家族と過ごす時間が取れなかったんですけど、私は家族が大好きで、一番大切な人たちなので、デートNIGHTという制度でそういう時間が取れるのはとても嬉しいですね。

松本

私は子どもと過ごす時間に使っていますね。私はまだ小さい子どもがいるんですけど、平日は子どものお迎えとか全部、時短で働いている妻任せなんです。定時で帰っても、子どもは寝る寸前だったり寝てしまっていたりと関わる時間が少なくって。だから、デートNIGHTで早く帰れる時は、基本子どもと過ごす時間にしています。

松本

来年小学生になる男の子です(2023年取材当時)。ヤンチャで元気いっぱいなんですよ。

松本

私が迎えに行って、一緒に料理を作ったり、遊んだり色々ですね。たまーに外食もしたり。子どもが好きなことを一緒に楽しむんです。

松本

そうですね。一緒に遊ぶことで、私もストレスが解消されますし、「こんな風に考えられるようになったんだな」と成長や思いやりも感じられたりして。子どもと接すると新しい発見や驚きばかりですよね。最近は色んなことに興味があって、色々と聞かれるので、どうやったら理解出来るか考えながら子どもに教えてあげたりとか。毎日密接に関わって上げられていないからこそ、デートNIGHTの時にはパパの株を上げようと必死です(笑)。妻もそういう日はリフレッシュタイムに出来るようで、会社の人と飲みに行ったり、友達と遊んだりしています。彼女も平日は忙しくて、なかなか友達と遊べないですからね。この制度を利用してうまくリフレッシュしているようですよ。

松本

はい。とても有難い制度だなと思っています。

登場社員プロフィール

松本 岬

広告・プロモーション事業 ソリューション営業職

松本 岬

■入社年月
 2012年4月
■プライベートの近況
 1年のうち360日くらいの間、家族で旅行に行くことを考えてます!
■最近の仕事で嬉しかったこと
 「当社の社員以上にうちの会社のことに詳しいですね!」と顧客から言っていただけたこと

Y.N

人材事業 人材営業職

Y.N

■入社年月
 2022年7月
■プライベートの近況
 日中にサッカーをやりすぎて、真っ黒です。
■最近の仕事で嬉しかったこと
 クライアント様に、内藤さんじゃないと担当嫌だって言ってもらえたことです(笑)

花岡 みなみ

コーポレート事業 総務職(採用担当)

花岡 みなみ

■入社年月
 2022年1月
■プライベートの近況
 計画的に貯金をして、念願のハワイ旅行に行ってきました!
■最近の仕事で嬉しかったこと
 次の4月に入社する内定者と色々なお話ができたこと。

初めまして。メディアネットワーク採用担当の高野です。私は2015年に中途として入社しました。最初は、人材営業としてエンジニアの方々の支援をしていました。その後、産育休を1年2ヶ月取得し、人材営業としての経験を活かせるということで総務部の採用担当として復職しました。今は、時短勤務で働きながら、採用や教育の業務に携わっています。皆さんとお会いすることも多いポジションとして、メディアネットワークの採用についてお伝え出来ればと思います。よろしくお願いします。

メディアネットワークの
選考フローって?

高野

はい。基本的に選考フローとしては一つなんですが、当社を知ったタイミングによって参加頂く内容が変わりますね。1つは、各学校に提出している求人票から当社を知っていただき、会社説明会に参加、エントリーシートによる書類選考、一次面接、会社体験と適性検査、役員面接、内定と進んでいくというものです。

もう1つは、当社の説明会よりも前に学内説明会や外部の採用イベントで当社を知っていただき、当社主催のオープンカンパニーやインターンシップに参加してもらうフローですね。その後書類選考や面接等の選考フローは、採用イベントの参加不参加に関わらず、特に変わりはないです。

高野

そもそも、私たちの採用活動では「相互理解が大切だよね」という考え方をしています一方的に当社が選考するのではなく、お互いがお互いを理解するからこそ、当社に入りたいと思ってもらえるし、私たちも入社して欲しいと思う。選考の中で学生の皆さんから違うな、と思われてしまうこともあって当然ですし、違うと思うなら辞退していただいた方が良いとも思っているんです。

だからこそ、説明会だったり、その前に実施しているオープンカンパニーやインターンシップ等は選考目的ではなく、業務の理解だったり、社風の理解に繋がるようなコンテンツを盛り込んでいます。オープンカンパニーやインターンシップってそもそも就業体験なので、そういう要素は当たり前にあると思うんですけど、実際の業務になるべく寄せて入社した後に自分がどういう仕事をすることになるのかの具体的なイメージが沸くような内容にしています

後は、必ず社員との1on1を盛り込んでいますね。会社の雰囲気を理解するのに一番分かりやすいのが色々な社員との交流だと思っています。どんな人がいるのか、どんな考え方をするのかがわかると、会社の大切にしていることも見えてきますよね。だから、最低でも4人、加えてランチにも現場社員に同席してもらっているので、沢山の社員とコミュニケーションを取ってもらうことを大切にしています。選考が進んだ時に、社風へのミスマッチがゼロになっていることを目指しています。

高野

はい。どんな仕事をするかも大切だとは思いますけど、どんな環境で誰と仕事をするかの方がもっと大切だと考えています。やはり、入社したからには長く続けて欲しいじゃないですか。これからの生活の中で、一番長く過ごす環境が自分にとって合わないものだと続かないので、そのミスマッチが起こらないように、丁寧に伝える努力をしています。

オープンカンパニーやインターンシップは参加しないと選考に進めないというものではないですが、自分がどういう環境で働きたいのかのイメージを膨らませることが出来るものだと思っています。当社でやっているものに限らず、就職活動を進める上で参加した方が良いと思いますね。

高野

全ての選考で大切にしているのは、これまで話してきた通り会社の文化や考え方に共感してもらえているかですね。コミュニケーションへの考え方だったり、学ぶことへの姿勢だったり。
面接は2回あり、1回目は現場の部門長、2回目は社長含めた役員の面接です。現場の面接では、部門メンバーとしての相性を重点的に、役員面接では会社との相性を重点的に見ているというのはありますが、ポイントは大きく変わらないと思いますね。適性検査も行いますが、面接をする上での参考資料としてなので、合否もないんです。

適性検査と同じタイミングで会社体験も行います。これは業務内容についてより細かく話したり、社内を案内したりと、皆さんに働くイメージを付けてもらうための内容になっています。選考の中でも相互理解を大切にしているので、学生の皆さんにも選考の中で当社の理解を深めてもらいつつ、違うと思ったら辞退してね、と伝えていますね。

高野

なので、選考はほとんどが対面で行っています。もちろん、遠方だったりどうしてもの場合はオンラインで実施もしますが、役員面接は出来る限り対面で行えるようにお願いしています。一度も来たことない会社では、働くイメージがわかないと思いますから。

高野

大変なことを言うようですが、沢山悩むことですかね。学生の皆さんには、沢山の選択肢があると思っています。沢山の中から悩んで、色々比較して、納得して就職活動を終えるのがベストだと思っています。妥協しても良いことなんて一つもないじゃないですか。だから、内定をお出しした学生さんに返事を待ってほしい、と言われた場合は内定式直前まではお待ちしています。それだけ悩んで、最後に当社を選んでいただけたら私たちも一番嬉しいですしね。その代わりに、「こういう会社と比較して悩んでいるんです」っていうのも正直に言ってもらっています。そこは当社のごり押しをしたいからではなく、選ぶ上でのアドバイスだったり相談にものってあげられるので。その結果、当社を選んでくれたこともあれば、辞退になったこともありますけど、納得してのことなので「頑張ってね!」とお見送りしていますね。

高野

学内説明会だったり、SNSでお知り合いになった方からイベント参加のお誘いを受けて参加したり、さまざまですね。会社の説明をすることもあれば、ほとんどせずにいるイベントもあります。

高野

ゆうじさん(月岡社長)からは「当社に入らなかったとしても、当社のイベントや選考に来たことが学生の皆の糧になるようにしなくちゃダメだよ」って言われています。学生の皆さんは、忙しい中で、わざわざ当社のために時間を割いてくれているんだから、それに対して学びや得たものがないと絶対に良くない。そう言われてから、採用のゴールは採用だけじゃないんだって考えてインターンシップの企画をしたり、イベントに参加するようになりましたね。別に、会社の説明をしなくても興味を持ったら調べてくれると思っているので、そこに固執せずに相互理解になるように対話をしながら一人一人に寄り添うことを心掛けています

高野

ありがたいことに、明るく、仲が良さそうな雰囲気を好ましく感じて頂けているなと思っています。イベントを通して、社員の雰囲気が良く分かったことが、内定受諾の決め手になったとも言っていただけているので、やってきたことは間違いではないんだなと思っています。

内定の喜び。
選考体験を振り返って

R.S

就職課の先生からメディアネットワークを薦められたことがきっかけです。インターンシップをやっているので興味があれば行ってみたらと言われて知りましたね。

M.M

私は学校がオンラインで開いた就職支援の講座に参加したときに、会社を知りました。高野さんとよしてるさん(佐藤取締役)のやりとりを聞いていて年は離れているように見えるのに仲がよさそうだなと思ったのが興味を持ったきっかけです。その時は直接お話しすることはなかったんですが、対面での説明会があることがわかったので、即申し込みをして(笑)。説明会では、ゆうじさん(月岡社長)やよしてるさん(佐藤取締役)も顔を出してくださったり、最初に感じた印象通りの会社だったので、この会社で働きたいと思うようになり選考を受けることを決めました

R.S

自分は先生に薦められたインターンシップに参加しました。コロナの真っ只中だったこともあり、オンラインではありましたが、会社説明と、テトリスのようなゲームをチームで開発する課題を1日で行うプログラムでした。オンラインだったので実際に会社に行くことはなかったんですけど、社員の方とお話しする機会もあってよかったです。

R.S

はい。自分はインターンを経験したおかげで会社のことや社員の方はある程度わかっていたので、スムーズに選考に進むことが出来ましたし、面接官の方もインターンでお会いした方だったので緊張せずに自分らしく答えることができました。インターンに参加していたことが面接の自信に繋がりましたね。

M.M

そうですね。私も対面の説明会に参加したことで会社の雰囲気も分かっていたので、すぐにエントリーしました。面接では、学生である自分たちの話に興味を持って聞いてくださるので、全く緊張しなかったです

R.S

自分は他に3社くらい受けていたんですけど、一番早く内定が出たのが当社です。内定が出た後も他社を受けていましたが、社風だったり、仕事への取り組み方が自分の考えと一番合っていると思ったので、入社を決めました。役員面接は最初少し緊張しましたが、みなさん積極的に反応してくださったので、途中から気持ちもほぐれて会話が弾みやすかったです。一次面接でお会いした部門長の低音ボイスが最初少し怖かったのはここだけのナイショの話です(笑)。

M.M

私は最初、広告営業を志望して当社にエントリーしたんです。一次面接の際に、色々とお話をする中で私の性格は人材営業に向いていると思うからそちらで選考を受けてみないか?とお声がけを頂いたんです。

M.M

正直びっくりしました(笑)。でも、私はこの会社で頑張りたい気持ちが強かったのと、親身に話を聞いてくださった上で、こういう仕事が向いていると思うけどどう?と聞いてくださったので反発心とかはなかったですね。他社なら落とされるところを、当社の文化には合っているからこそ、そういう選択肢もあるよと委ねてくださったことが嬉しかったです。

M.M

はい。最初にやりたいとエントリーした仕事ではないから辞退してもいいんだよとも言っていただけたのですが、この会社が良いという想いが強かったことと、私の個性に合った部署を一緒に考えてくださったのが嬉しかったのでアドバイス頂いたポジションに変更して選考を受けました。4月後半には内定をいただき、すぐに受諾することを決めました。

R.S

雰囲気がよくて、社員の方が仲良さそうだったことが大きいですね。話しやすそうな印象を受けて、入社を決めました。選考も親身に対応してくださって、この会社だと思いました。

M.M

やはり雰囲気の良さが大きいです。社員同士の仲が良く、垣根が低い感じがします。皆さんが楽しそうに仕事をしている姿を見て、私も一緒に頑張りたいなと思って入社しました。

登場社員プロフィール

高野 愛子

コーポレート事業 総務職(採用担当)

高野 愛子

■入社年月
 2015年4月
■プライベートの近況
 子供がポケモンにはまり、ポケモンのイベント三昧な夏を過ごしました!
■最近の仕事で嬉しかったこと
 「お話出来て良かった」「相談して良かった」と言って頂けること。

R.S

システム関連事業 IT企画職

R.S

■入社年月
 2022年4月
■プライベートの近況
 動画配信サービスのサブスクに入会してたくさん映画を見てます。
■最近の仕事で嬉しかったこと
 自分で設計し、制作したシステムが喜んでいただけたこと。

M.M

人材事業 人材営業職

M.M

■入社年月
 2023年4月
■プライベートの近況
 会社の部活動(ゴルフ部)で初ラウンドに行ってきました!
■最近の仕事で嬉しかったこと
 人材側とクライアント側の両方と交渉し、なんとか成約をいただけたこと!

自己啓発は将来への自己投資?

お給料をもらって仕事をしている以上、私たちはプロとして結果を残さなくてはいけません。
仕事を通して、様々なことを学ぶことはできますが、学校のように体系立てて学ぶ時間ではないからこそ、足りない所を補う自己学習が必要になってきます。この学びの目的は、学んだことをアウトプットして結果を出すこと。だからこそ、能動的にかつ継続的に学び続ける必要があるとも考えています。とはいえ、これまでの学校教育では受動的に知識を学んできた人が多いからこそ、急に能動的に学ぶようにと言われても難しかったり、内容によっては学ぶために金銭的なハードルが発生することも考えられます。そこで、当社は社員一人一人が学ぶことに対して前向きかつ習慣化できるような支援をする制度を作りました。会社にとって人は財産です。個の成長が会社の成長にもつながっていくと考えて、社員の学びに対する支援を続けています。

社員への支援の仕方は大きく分けて二つ。
一つは自己啓発補助制度。業務に関連する書籍の購入や有料セミナーを受講すること等に使用することが出来ます。年間で最大20,000円まで。専門的な書籍になると高額なものも多いので、それら全てを網羅することが出来る金額として設定しています。

そして、もう一つは資格取得手当です。資格に合格した際の受講料を全額支給、さらに、資格の難易度に応じて手当が支給されます。

これらの制度を上手く活用することで、自己啓発にかかる費用だけでなく、資格取得のための自己負担額も少なくすることが出来ます。手当も貰えるので、社員のモチベーションアップにも一役買っているのではないでしょうか。

社員としては、自分のスキルアップが出来る、会社としては、その社員が会社に貢献してくれる。Win-Winな制度として、組織力のアップに繋がっています。

社員の活用方法を聞いてみた!

N.O

とっても活用させてもらっていますね。私は業務内容的にも専門知識が必要なことも多いので、割と高額なビジネス書籍を購入させてもらっています。読みたいと思う書籍は3000円~4000円ぐらいだったりするので、この制度がなかったら買うのをためらってしまうかも(笑)。でも、仕事のために必要な知識をしっかり学ぶことができるなら、と思うと読みたい本だったりするので、会社が補助して下さるのはとても有難いですね。

M.U

そうだね。 私は資格取得の勉強に使う書籍を購入しました。ITパスポートっていう資格なんですけど、エンジニアの方々とコミュニケーションを取る上で最低限必要な知識が詰まった資格なんです。入社当時は、ITの知識が全くなかったので、この資格の勉強を通してお客様やエンジニアの方々とのコミュニケーションがスムーズになり、認識の齟齬がなく会話できるようになりました。もちろん、資格もしっかり取得しました!受験費用も資格取得手当でまかなえたので、助かりました

N.O

これまでは仕事の実践ベースで覚えていたことが、資格の勉強を通じて体系的に整理されてすっきりしました。自分の知識が仕事にどう活かせるかが明確になったことで、お客様と話す際の自信にもつながっています

M.U

ITパスポートを取得したことで、自信に繋がりましたね。さっきお話したように、お客様やエンジニアとスムーズなコミュニケーションが取れるようになったこともあります。ITパスポートはテクニカルな視点だけでなく経営的な視点も得られる資格なので、そういった点でも仕事に役立っていますね。今年、私は異動して一年目だったので実績の可視化がしづらい中、自己啓発を経て得た成果は大きな自信にもなっています。

N.O

はい。積極的な学びは上司からも評価されているなと実感しています。努力した分がちゃんと報われる環境はありがたいですね。

M.U

そうですね。業務的に売上実績が立ちにくいポジションにいるので、自己啓発の評価は大きな励みになっています。成長意欲も含めて評価してくれる制度は、やりがいにもつながっています

N.O

はい。広告、Webなど幅広い分野の知識を深めていきたいです。幅広い分野の専門性が高まれば、仕事自体もさらに楽しくなるはずです。将来的には、マーケティング分野でのエキスパートとなり、お客様の成功に貢献できるようになりたいです。

M.U

私はキャリアコンサルタントの資格取得を目指しています。自分のキャリア形成に必要なスキルを学べるので、長期的な成長につながりそうです。将来的にはキャリアコンサルタントとしてのスキルを磨き、多くの人のキャリア形成を手助けできればと思っています。

登場社員プロフィール

N.O

広告・プロモーション事業 マーケティングディレクター職

N.O

■入社年月
 2022年4月
■プライベートの近況
 「THE BOYFRIEND」と「ひぐらしのなく頃に」を見ました。
■最近の仕事で嬉しかったこと
 長期インターンの子に、インターンやってよかったと言ってもらえたこと。

M.U

人材事業 人材営業職

M.U

■入社年月
 2022年4月
■プライベートの近況
 友人とのスーパー銭湯巡りにハマってます!
■最近の仕事で嬉しかったこと
 自分が担当しているスタッフさんに「いつもありがとう」と感謝されたこと。

残業ゼロを目指す上で取り入れた残業代フィードバック制度

残業代フィードバック制度は、部門ごとに設定した目標を達成したうえで、残業時間が少なければ少ないほど、褒賞として社員に還元する制度です。
残業ゼロを目指すのはなぜか。それは、仕事だけに時間を取られてほしくないという思いからです。良い仕事をするには、頭と心と身体にしっかりと休息を取り、メリハリをつけることが大切。成長するには、自己啓発をする時間の確保が必要。平日、朝から晩まで仕事だけで終わってしまうと、そういった休息や自己啓発を休日に回さざるを得なくなってしまいます。
プライベートを充実させることは、仕事を充実させることにも繋がるはず。休日は、家族や自分の大切な時間として有意義に過ごして欲しいからこそ、残業は出来る限りするべきでないというのが当社の考え方です。

ですが、生活残業と言われることもあるように残業代を生活資金として必要にしている人がいるのも事実です。そこで、残業しなければ褒賞が貰えるようにすれば、無理な残業はせずに、ワークライフバランスを保ったままで残業ゼロを目指せると考えてこのような制度が生まれました。

また、週に1回はノー残業デーとし、有名無実化しないように残業した場合には、他の制度の権利はく奪をする等全員で残業ゼロに向けて取り組む姿勢を続けています。結果として、制度開始時には20時間/月だった平均残業時間が、直近年度では5時間/月にまで減少しています。

業務効率化のための意識改革はどのように進んだか?

残業ゼロに向けて動き出したメディアネットワーク。社員の意識はどのように変わっていったのでしょうか。

S.M

そうですね、一般的にはそういうイメージがあると思います。

荒木

そうだね。そもそも、自分が若い頃はイメージも何も実際に残業が多かったですし。

S.M

確かに(笑)!世間的にもそういうのに取り組み始めたのは最近な気がします。

S.M

確かにそうかもしれないです。入社した頃なんかは、友人に「クリエイティブなお仕事なのにそんなに残業少ないの?」って驚かれたりしましたね。

荒木

月に6時間ぐらいですかね。営業なので、突発的な仕事や緊急対応などで残業になってしまうこともありますから。計画的な残業はしていないですね。

S.M

私も同じで、定時で帰れる日がほとんどですね。残業を前提にスケジュールを組むことは絶対にありません。

S.M

ノー残業デーは当社もありますよ。週に一日、同じ部門の全員で揃えてノー残業デーを取ることになってます。この日に残業するとデートNIGHTがはく奪されちゃうので、みんなできちんと定時で切り上げるようになりましたね。

荒木

俺は「ノー残業デー警察」を名乗っているんだけど(笑)、定時の1時間前から仕事が問題なく終えられそうか、声をかけるようにしている。

S.M

上司も含めてみんな同じ時間に帰っているから、定時で帰るのは当たり前な感覚です。むしろ上司が率先して帰るし、若手であっても、帰りたいときは遠慮なく帰れる雰囲気があると思いますよ。

荒木

そもそも今は、若手社員にはセキュリティーキーを持たせていないんです。だから物理的にも難しい(笑)。退社時間になると、鍵を持つ上司が「帰るよー!」って、ササっと帰っていくので、事実上残業ができなくなる仕組みですね。

荒木

全くないですね。仕事は成果を出すことが大切であって、残業してる人=頑張って仕事をしている、という風潮は世の中から無くなるべきだと思ってます。うちは残業しない方が評価される文化ですから。

荒木

ですね(笑)。意識改革が一番大きかったなとは思いますけど、業務改善も数年かけて進めてきたのは事実です。

荒木

業務プロセスを全て洗い出して、何の作業に時間がかかっているのかを明らかにしました。そのうえで、プロセスを変えたり、システム化することで効率化を進めていきました。「いつでも」「どこでも」「だれでも」仕事が出来ることを目指しているので。業務標準化といって、ガイドラインやマニュアル化、フォーマット類の整備も進めてきましたね。

S.M

テレワークが制度化されたり、リモート会議が当たり前になったのも大きいかもしれませんね。お客様との会議の内容によっては、現地で打合せをするときと、リモート会議でおこなう時を使い分けてます。移動時間はかなり削減されてるんじゃないですかね。お客様とチャットでやり取りすることも日常です。

荒木

ツールを上手に使い分けているのは、ITに強い企業ならではかもしれないね。

S.M

それはありませんね。私たちは部門の独自ルールにしているんですが、外部にメールを送るときには必ず部門のメーリングリストを宛先に含めるようにしています。なので、自宅でメールを送っているとみんなにバレます(笑)。

荒木

リスク分散ですね。予定休が取りやすかったり、デートNIGHTで早上がりをする日もあるので。体調不良などで突発的に休んでしまっても、メーリングリストが宛先に入っているから、他の部員がフォローすることができる。結果的にこれも業務の効率化になって、残業しない文化につながってるんじゃないかと思いますね。

S.M

18時過ぎになると、会社はだいぶ閑散としますね。時差出勤があるので、早ければ17時くらいに帰りはじめて、遅くても19時にはオフィスはほぼ空っぽです(笑)。

登場人物プロフィール

荒木 智宏

広告・プロモーション事業 ソリューション営業職

荒木 智宏

■入社年月
 2001年4月、2019年5月
 (カムバック採用)
■プライベートの近況
 猫待ち
■最近の仕事で嬉しかったこと
 3期連続売上1億円突破!

S.M

広告・プロモーション事業 ソリューション営業職

S.M

■入社年月
 2021年4月
■プライベートの近況
 有給をとって母とベトナムに行ってきました!
■最近の仕事で嬉しかったこと
 出張で沖縄に行けたこと

”ゆうじさん”のご紹介

メディアネットワークの社長を務める月岡祐二です。
当社は上司であっても役職で呼ばないので、社員はみんな僕のことを名前で“ゆうじさん”と呼んでくれています。

僕が社長になったのは東日本大震災のあった2011年。先代が築いた経営理念と行動指針を引き継ぎましたけど、僕は自分の経験から、変化の激しい社会の中で会社がどのように変化に対応して、どのような将来を築いていくべきか、新たなビジョンが必要だなと感じたんですよね。当時は、僕らが構成する3つの異なる事業の関係は希薄だったので、一体感を生みだすことが重要だと考えました。実務の目標を追求するだけじゃなくて、文化の醸成や組織の形、採用、教育まで、目指す会社の在り方を模索しましたね。

家族に自慢できる会社づくり

悩みに悩みを重ねて、まず僕は「社員が家族に自慢できる会社」を目指そうと思ったんです。

「社員が会社や仕事、仲間のことを家族に笑顔で話してくれること」。それって何よりの幸せじゃないですか。それこそが僕たちの目指す将来像なんだと。どんな会社なら僕ららしいのか、成功なのか、働き続けられるのか、継続するのか。そんなことを考えていたら、うつ病で休職した社員や出社に後ろ向きな社員たちのことを思い出したんです。それから、小学生が帰宅した後に、お母さんにニコニコしながら学校でのでき事を話す姿がふと浮かんできて。「勉強は嫌いだけど学校は楽しいものだったな」と。

「仕事は厳しく、会社は楽しく」
仕事は厳しいかもしれませんが、会社が楽しい場所であれば、社員たちは笑顔で会社に来るでしょう。家族に楽しいことや嬉しいことを話してくれれば、社員たちが仕事で困難に直面した時でも家族が支えになってくれるでしょう。働き続けるには家族の支えが不可欠なので、僕は、社員が家族に自慢できる会社を目指そうと決めたんです。

当社の文化と共通の価値観

僕が社長に就任して、10年を迎えようとする頃だったと思います。当社の文化と考え方のベースを改めて整理して、僕たちメディアネットワークが会社として社会に約束し、発信するメッセージを定めたんです。
それが、「MNWK WAY2020」です。
※「MNWK」は当社(Media Network)を省略して表記する際に使っています。

MNWK WAYは経営理念、CREDO、基本行動指針、禁止九訓という4つのパートで構成されています。学生さんたちからは、「CREDO」と「禁止九訓」が他社にはない特徴的なものだと良く言われますね。CREDOは、僕らが社会に対して結ぶ「約束」のこと。約束を発信すると同時に、僕らにも責任を課しているんです。
禁止九訓は、「こういう人とは働きたくない」という9つの項目です。出会う全ての人から好きになってもらうことって、好みや相性があるのでやっぱり難しい。でも、万人に嫌われない努力は出来る。僕らはそう考えています。それって、社員に課す厳しいプレッシャーや強制でもなくて、人間関係を築く基本的なことだと思うんですよね。社会で生きていくための最低限のルールというか。

後は、メディアネットワークの社員として、いつでもベースにあってほしい気持ちや考え方というのもあるんです。いってみれば創業から30年以上続いている僕らのDNAです。これは会社として社外に発信するものではなくて、社員に求めている考え方であり、大切にしてほしい気持ち。

【きょうそう】という言葉なんですが、【競争】【共走】【協創】という3つの言葉を表しています。競争は分かりやすくて、競うこと。結果を出すために切磋琢磨して、成長することです。同僚やパートナーとの競争だけではなくて、自分の弱さとの競争というのも大事です。共走は、相乗効果を生むためにチームで戦うこと。僕らの仕事は一人で完結するものは何ひとつないんです。自分たちの武器を明確にしたうえで、パートナーと協業し、結果を出していく。そして3つめの協創は、協力して創り出すこと。自社ブランドのサービスや、当社の文化を含めて「家族に自慢できる会社」はみんなが協力するからこそ創り上げられるものだと考えています。

コミュニケーションを大切にした会社の文化

CREDOでも約束していますが、僕らは「コミュニケーション・カンパニー」です。コミュニケーション・カンパニーについては「3分でわかる!コミュニケーションを仕事にするということ」で詳しく解説をしているので、ぜひ読んでみてください。

コミュニケーションを大切にして、そして生業にしている僕らは、コミュニケーションの難易度を4段階で表す「コミュニケーション・ピラミッド」というモデルを独自に作っています。

これは社員のキャリアアップや定期的な評価指標としても活用しています。礼儀やマナーは基本的な要素としていうまでもないですが、ピラミッドの最上位に置いているのが「あうんコミュニケーション」という考え方です。阿吽の呼吸という慣用句がもとになった造語なんですが、経験や知識にもとづくだけでなく、相手の微妙な調子や気持ち、直感を含む六感全体を使って相手を理解し、伝達する力。これだけ文化や価値観が多様化している現代ですからね。相手に理解を強制するんじゃなく、プロフェッショナルとして相手に必要なことが伝わるよう表現していかなくてはいけません。それが僕らの求めているコミュニケーションです。

コミュニケーションが大切なのは、ビジネスの場では言うまでもありません。そして僕らにとっては会社の文化そのものであり、すべての道しるべなんですよね。プライベートで考えると分かりやすいと思いますが、友人関係でも恋愛関係でも、人間関係を構築するときってコミュニケーションは欠かせない。どうしたら相手との距離を縮められるか?相手に興味を持ち、お互いを理解していけるだろうか。それには言葉だけじゃ足りなくて、改まった(=フォーマルな)コミュニケーションだけでも足りない。インフォーマルコミュニケーションという、改まった場ではない雑談や会話、感情のキャッチボールといった日々のなにげないやり取りでお互いが何を大切に思っているかを感じることが何より大事なんです。

そのために僕らは、対面でのコミュニケーションを大切にしています。コロナ禍で多くの会社がリモートワーク主体に切り替えましたよね。もちろん僕らも不測の事態に対応できるような環境は整えているんですが、基本は対面です。社員がいつでも、誰とでもコミュニケーションを取れるように、オフィスはすべてフリーアドレスにしました。僕も新入社員の横に並んで仕事をするんですよ。新入社員からも、”ゆうじさーん”って声をかけてもらっています。イベントも大事。夏祭りや忘年会なんかは、全社員が集まってコミュニケーションを取れる貴重な当社ならではのイベントだと思います。こういった機会を作りながら、良好な人間関係を作っていく。それが僕らの「コミュニケーション・カンパニー」としての文化になっていくんだと思っています。

僕らはプロ・ビジネスパーソンだ

新人研修の冒頭で、僕は新入社員に対して必ず伝えるメッセージがあるんです。「お給料をもらう以上、僕らはプロである」。プロのスポーツ選手は、華々しく憧れられる職業だからプロというのではなく、スポーツを仕事としてお金をもらっているからプロなんだ。僕らもいわば「プロ・ビジネスパーソン」であり、プロとして結果を出す責任があります。みなさんは社会人としての仕事を経験していないかもしれませんが、社会に一歩踏み出せばプロとしてやっていかなくてはならないんです。

例えば、僕らは「始業時間よりも早く来い」とは決して言いません。ですが始業時間が僕らにとってはプレイボールの合図で、結果を出す試合時間が始まります。プロが試合の始まるギリギリに到着したり、始まってからストレッチする人はいませんよね。
プロなら結果を出すために準備をしっかりやるんじゃないかと。

いろいろと語ってしまいましたが、就職活動でも大切なのは対面コミュニケーションです。ビジネスでも就活でも、根本は同じ、人間関係。僕らは、採用活動のコンセプトとして「会って納得する採用」を掲げています。僕らと志を同じくする皆さんと、ひとりでも多くお会いできることを楽しみにしています。

登場社員プロフィール

月岡 祐二

代表取締役社長

月岡 祐二

■入社年月
 2002年11月
■プライベートの近況
 疎遠だった高校時代の仲良かった友人と定期的に会うようになった
■最近の仕事で嬉しかったこと
 はにかんだ笑顔と共に受注報告を受けたこと

社長室が社員のコミュニケーションスペースに!?

毎日のランチタイムや業務後の時間に、社長室を社員のコミュニケーションルームとして開放しています。社内にリフレッシュ出来る、くつろげるスペースを作りたいと思ってはいたものの、現在のオフィスの規模だと難しかったために社長室を開放することに決めたというのが「社長室=コミュニケーションルーム」となった背景です。(もちろん、業務中は社長室として使っています)

コロナ渦において、お店を使った飲み会等がしづらくなったことが一つのきっかけとなり、部署を越えたコミュニケーションにも繋げてもらえると考えています。外のお店に比べると自由度が高いのもコミュニケーションルームの良い所。
Nintendo Switch等のゲームが常設されていて、皆で楽しめるパーティー系のソフトも揃っています。食事は好みもあるので各自買ってきていますが、ちょっとしたおつまみやお酒などを含めた飲料は会社が準備してくれているのでコスパも抜群です!
時間制限もなく、ちょっとくらい騒いでも怒られない。社内にあるからこそのメリットですよね。

懇親会やドラマ鑑賞会など、様々なイベントに活用されています。

社員のコミュニケーションルームの活用事例

R.S

私は主に同期や他の社員を誘ってゲームをやっています。ゲーム好きも多く、客先常駐している社員の方と親睦を深めたかったので、業務が忙しくない時にコミュニケーションルームに集まっています。

R.S

Nintendo Switchが置いてあるんですよ。マリオカートやスマブラとか、集団でやるパーティーゲームとか。みんなでワイワイやって盛り上がります。

R.S

そうです。誰が主催してもOKなんですよ。総務に他に使用予定がないかを確認して、空いていればいつでも使えます。開催時間も自由ですし、ちゃんと戸締りさえすればいいよという感じですね。

H.W

僕は同期会や若手メンバーとの懇親会ですね。部署関係なく交流ができるのがいいですね。他にはゴルフ部の練習をやったことがあります。wii golfっていうゲームがあって、それでスイングの練習とかします。7~8人くらいでやりますね。

H.W

僕の同期で客先常駐のメンバーがいるんですよ。本社でやると集まりやすいし、帰りが遅くならないというのもあるんです。それを理由に同期が本社に戻ってくると他のメンバーに挨拶できるし、それがいいなと思いますね。

H.W

今自分達がしている業務の話もするし、プライベートな話もしますね。コミュニケーションルームだと社外じゃない分その辺気にしないでいいですし、飲み物も無料ですから。

H.W

はい。ビールやハイボール、チューハイとかも用意してくれていますね。ノンアルコールだとジュースやコーヒーなども用意してくれているので、飲めないメンバーでも別で準備する必要がなくていいですね。

H.W

そもそも残業が少ない会社なので残っている人もほとんどいないですね。開始時にいたとしても、みんな寛容なので、そこまで気にしなくても大丈夫だと思ってます。

H.W

最初は社長室なのに大丈夫なのかなっていう抵抗感はありましたけど、もはやないですね。

R.S

僕もです(笑)。ゲームが置いてあったことに驚きましたけど、それもすぐ慣れました。

R.S

みんなと一緒にやりたいなって思うようになりましたね。Nintendo Switchは社内の大きなモニターに映し出して会社のイベントに使うこともありますし、平日のランチタイムに動画鑑賞会を開くこともあります。月に一、二回くらいですけど。

R.S

過去の連ドラを見たりしています。『リーガルハイ』とか『それってパクリじゃないですか』とか。総務が社員にアンケートを取って皆が見たいものを募っています。

R.S

僕が入社した年(2022年4月)からですね。最初は新人研修のグループワークで、ゲーム大会や野球観戦を企画したんですよ。集まりやすいですし、コロナ禍のタイミングもあって外よりは安心感がありますね。

H.W

今、僕は幹部候補としての研修に参加しているんですけど、同じくその研修に参加しているメンバーとの懇親に使いましたね。課題の話をしつつ、色々とざっくばらんに話をしました。全員でやると人数も多いので、社内にそういう場所があるからこそできることだと思います。

H.W

そうですね。でも、コミュニケーションルームでやると、緊張感が和らぐし、仲間と励まし合えるので、やりやすいですね。

H.W

自主参加なのでやりたいって人が集まっているっていうのがいいですね。強制や無理矢理というスタイルではないですし、緩くやりたい人が集まっているから失敗とかもないですし。

R.S

交流の場として使うことで、社員同士の距離感が近くなることを感じています。同期会では業務の話からプライベートな話まで、気兼ねなく話せますし。ゲームをすることで、人の新たな一面も見ることができますね。楽しい瞬間が増えたなと思います。

H.W
R.S

僕はまたゲーム大会を開きたいなと思ってます。Switchのゲームで『エブリバディ 1-2-Switch!』というのが新しく発売されるので、みんなで盛り上がりたいですね。

H.W

そんなゲームあるんだ。楽しそう!

登場社員プロフィール

H.W

広告・プロモーション事業 ソリューション営業職

H.W

■入社年月
 2021年4月
■プライベートの近況
 友人と一緒にキャンプに行ってきました!
■最近の仕事で嬉しかったこと
 コンペ形式の案件を受注できたことです。

R.S

システム関連事業 IT企画職

R.S

■入社年月
 2022年4月
■プライベートの近況
 動画配信サービスのサブスクに入会してたくさん映画を見てます。
■最近の仕事で嬉しかったこと
 自分で設計し、制作したシステムが喜んでいただけたこと。

ランチ手当の始まりと意義

ランチ手当が始まった経緯について、ゆうじさん(月岡社長)に話を伺いました。

ランチ手当は2020年4月から当社の新しい手当として取り入れました。正直、都内のランチは安くはないので、コンビニ等でランチの支出を抑える社員が多かったんです。コンビニ弁当やインスタント食品を否定するわけではないですが、添加物等が多く入った食品ばかり食べていることは、健康的な食生活とは言えないですよね。健康を害して仕事を続けられなくなってしまったり、突発的に休んでしまったりと食事をないがしろにするデメリットはとても多いと考えたんです。

それに、ランチって仕事の息抜きが出来る時間でもあるので。美味しいご飯を食べると自然と笑顔になるものだと思いますし、その時間を同僚と共有することはすごく大切な時間なのに、社内でコンビニ弁当ばかり食べているのはもったいないなと思って。だから、会社がサポートするので、より健康や、ランチタイムの充実に気を使ってもらいたいなと思ってこの手当を始めました。

最初は、500円の支給をしていたんですが、それでも社内で食べる社員が多くいたんです。500円で食べられる所なんて、都内にはそうそうないからでしょうね。そこで2023年からは手当を1,000円にアップすることでより健康的な食事をとってもらえるようにしたんです。

今では社員が連れ立ってランチに行く様子が見受けられるようになり、手当として作って良かったなと思いますね。

社員の実際のランチはどんな感じ?

A.M

私はやっぱり外食することが多いですね。子育てが一段落して職場復帰したので、久しぶりにゆっくりランチタイムを楽しめるようになりました。子どもが小さい頃は時間に追われていて、ゆったり食事をする余裕がなかったので(笑)。

M.U

私もランチ手当が出てからは、外食することが増えました。まだ2年目なので出費を気にしてコンビニのお弁当を買うことが多かったんですが、金額アップもあってちゃんとした食事を取るようになりましたね。

Y.N

僕もコンビニのお弁当が主食でしたが、最近はしっかりとした食事を心がけるようになりました。

A.M

コストを気にせずちゃんと食事を取れるのはありがたいですね。私はちょっと良いお店のお弁当を買って来て、社内で他の社員とおしゃべりしながら食べるのも楽しいです。隣の席同士で話していた話題が隣のテーブルに移り、いつの間にかオフィス全体に移り…なんてこともよくあります。よく行くお店のランチ価格帯が800~1000円くらいなので、1000円となるとありがたいどころの話じゃないです。テイクアウトが出来るお店を発掘するのも楽しくて、仕事へのモチベーションも上がります。

M.U

社内で食べる人って意外と多いですよね。距離感が近くなるのでコミュニケーションが取りやすいというのは私も同感です。

Y.N

僕は外食派です。銀座のラーメン店にはよく通っていて、「双龍」が特にお気に入り。一人の時はラーメンや手軽に食べられるお店、誰かと一緒の時はその人の好みに合わせていろんなお店に行きます。普段は同じ部署の同僚とランチに行くことが多いですが、他部署の人と行くとプライベートな会話ができて楽しいです。

M.U

Y.Nさんは本当に色んなお店に行ってますよね(笑)。私は外でランチのときは、うどんやパスタなどの麺類を食べることが多いです。高級店でもランチはお手頃だし、さらにランチ手当まであるので、特別なご馳走も気軽に行きやすいです。銀座周辺にはランチでも合うお店がいっぱいあるので毎日のランチが楽しみです。

A.M

銀座には外食もお弁当も選べるお店がいっぱいあるよね。ちなみに私のおすすめはコリドー街の「銀座ごだいご」と、東急プラザの地下にあるお弁当屋さん!

Y.N

銀座っていう土地柄もあるとは思うんですけど、どのお店もちゃんと美味しい。値段設定はちょっと高めのお店もあるけど、ランチ手当のおかげで助かってますね。前職の会社はコンビニご飯がメインで全然ランチが楽しくなかったんです。

A.M

折角のランチタイムが楽しくないのは辛いよね。後、ランチ手当も去年までは500円だったじゃない?今年度から1000円にアップしたのは嬉しかったよね。

M.U

年度初めのキックオフの時に「1000円に増額します!」ってゆうじさん(月岡社長)からサプライズ発表があって、みんなめっちゃ喜んでましたもん(笑)。

Y.N

そもそも、「うちにはランチ手当があるんだ」って言うとびっくりされるよね。

A.M

特に、若手社員にはありがたい制度だと思います。おいしいランチを楽しみに、今日も仕事頑張ります!

登場社員プロフィール

A.M

広告・プロモーション事業 ソリューション営業職

A.M

■入社年月
 2018年2月
■プライベートの近況
 Creepy Nutsのツアー最終日に行ってきました!東京ドームも当たったので、2月に行ってきます!
■最近の仕事で嬉しかったこと
 長年とれていなかったコンペ案件を受注することができました!

Y.N

人材事業 人材営業職

Y.N

■入社年月
 2022年7月
■プライベートの近況
 日中にサッカーをやりすぎて、真っ黒です。
■最近の仕事で嬉しかったこと
 クライアント様に、内藤さんじゃないと担当嫌だって言ってもらえたことです(笑)

M.U

人材事業 人材営業職

M.U

■入社年月
 2022年4月
■プライベートの近況
 友人とのスーパー銭湯巡りにハマってます!
■最近の仕事で嬉しかったこと
 自分が担当しているスタッフさんに「いつもありがとう」と感謝されたこと。

こんにちは、佐藤です。
私は1997年に新卒で入社して、最初の約10年間はITエンジニア職としてテレビ局に客先常駐、その後本社にて総務やシステム企画営業を担当し、現在は人材事業の責任者を務めています。
2010年に取締役に就任し、2022年には子会社である株式会社メディアパートナーズの社長に就任しました。
この記事では当社の「人材事業」について、学生の皆さんに分かりやすく解説していきますので、最後までよろしくお願いします。

人材事業ってどんな仕事をするの?

お客様の人材不足や採用に関する課題を解決していくのが僕たちの仕事です。多くの企業にとって、一番重要な資本は「人」です。ですが少子高齢化により人材不足は加速し、あらゆる業界で働き手が不足していて、企業が立ち行かなくなったり、ビジネスがストップしてしまうといったことが起こっていますよね。

加えて、昨今のいわゆる「働き方改革」によって働き方も多様化しています。ジョブ型雇用とも言われるように、必要な業務や求めるスキルを持っていれば、正社員採用がすべてではなくなっている時代です。また、育児や介護といった事情でフルタイムでの勤務を諦めざるを得なかった方々も、役割を明確にすることやリモートワーク等を活用することで、活躍の幅が広がってきました。

僕らはお客様の抱えている人材に関する課題をヒアリングし、「必要なポジションに」「必要なタイミングで」「必要なスキルを持った人材を」「必要な雇用・契約形態で」支援していく仕事をしています。お客様の業務を理解し、人材リソースに関するパートナーとなることを目指しています。

一般的に人材事業というと、大手の派遣会社を思い浮かべる人が多いかもしれません。大手企業は、大量の仕事情報と多くの求職者の方々をマッチングしていく。もちろん数が多いがゆえに選択肢も広がることは大手の強みだと思います。ですが僕らは中小企業なので、企業や求職者への丁寧なフォローによる信頼関係を一番大事にし、強みとしています

一般的な人材会社では、お客様の営業担当と求職者の仕事探しを支援する採用担当と、実際に仕事をしているスタッフのフォロー担当が分業されていることが大半です。営業がお客様の窓口となり仕事を獲得してきて、その仕事をしたいという人材を採用担当が探し、支援企業先でのフォローや継続的なサポートはフォロー担当が対応する。そんな流れで役割が細分化されているので、大量の仕事と多くの求職者を担当することができるんです。

僕たちの場合は、それを一人の社員が担当していきます。もちろんチーム化をして誰かだけに負荷がかからないような体制は整えていますが、基本的にはすべての役割を担っています。お客様の窓口とスタッフ対応を同じ人間が対応することで、「お互いが持つ微妙なニュアンス」や「感情の変化」、「言葉にはしづらいけど感覚的なもの」を深く理解することができる。だからこそミスマッチが少なくなり、双方との信頼を構築することができると考えているんです。

どんなお客様や、求職者の方々と仕事をしていくの?

僕たちが主に支援しているお客様は、メディア業界、ネット業界、金融業界が中心です。創業当時からフジテレビの関連業務をサポートしていたこともあり、メディア業界には広いコネクションと実績を持っています。例えば、データ放送の業務や聴覚障碍者のための字幕を制作する仕事、放送の中核になっているシステム開発などにも当社の社員が参画しています。今ではフジテレビだけでなく、民放各社のお仕事もさせてもらっていますね。ネット業界や金融業界も、昔からの信頼関係により長く継続出来ているお客様が多いです。

デジタルトランスフォーメーション(DX)が進み、どんな業界であってもシステムエンジニアやビッグデータを扱うことが出来るデジタル人材は引く手あまたになっています。その点僕らは創業時からシステム開発やITを生業にしていたので、実績やノウハウも多くありニーズには応えられていると自負していますね。

お客様の課題解決と同じくらい大切にしているのが、求職者の方々に寄り添っていくことです。僕らはこの仕事を通じて、スタッフ一人ひとりの人生を背負っています。お子さんがまだ小さかったり、病気からの復帰を目指していたり、新しいスキルにチェンジしていく必要があったり。それぞれに事情があり、生活があるんです。一人の人間として向き合うことで、求職者の方々の人生や生活に寄り添っていくことがなにより大切だと思っています。せっかくのご縁で出会えた求職者の方々には、応募されたお仕事とのマッチングだけではなく、その方の希望に沿った別のお仕事を探したりすることで、一期一会の機会を出来るだけ大切にします。

僕たちが得意にしている仕事のジャンルは「ITエンジニア」「Webデザイナー」「オペレーター」といった職種の支援が中心です。もちろん一般事務や受付といった職種の方もいらっしゃるのですが、ある程度得意なジャンルを絞っていくことで、働きやすく条件の良い、安定したお仕事を求職者の方に支援することができるんです。

人材事業の本質は「人間力」

「人材事業にはどんな人が向いていますか?」という質問が良くあります。僕が考えているのは、ホスピタリティ精神が強く、価値観の異なる人とも上手く仕事ができる柔軟性のある人数字よりも人の喜びを大切に考えることができる人。そして何より、人と接するのが好きな人

2023年度に、1名新卒社員が入社してくれました。もちろん新卒なので社会人経験はありませんが、明るい人柄と人の懐に入る力は抜群のものを持っていたんです。彼女がすでに大活躍してくれているところを見ると、人材事業は「人間力」そのものだなぁと実感させられます。経験がある他のメンバーも、誰かのために何かをしてあげることが好きな「利他の気持ち」を持っていたり、誰かと喜びを共有することに生きがいを感じている人などもいます。だからこそ、明るいチームになっているとも思いますね。幸せそうじゃない担当者に、スタッフは自分の人生を預けることはできませんよね。

僕らの仕事はお客様も「人」、スタッフも「人」です。なので、人間関係にまつわるトラブルも日常的に起こります。感情を扱うからこその難しさもあるし、決して良いことばかりではないと思っています。だからこそ、自分が誰かのためにおこなった仕事で、お客様もスタッフも幸せになってくれることが何よりの喜びです。僕らの仕事は決して派手ではない、地道な仕事かもしれません。でもその日々の地道な積み重ねが、人の幸せに繋がっているんだという実感はありますね。

登場社員プロフィール

佐藤 嘉晃

取締役

佐藤 嘉晃

■入社年月
 1997年4月
■プライベートの近況
 子供を連れて、実家(宮崎県)に帰省してきました。
■最近の仕事で嬉しかったこと
 若手メンバーの成長が目覚ましいこと!!

はじめまして。システム関連事業の責任者をしている石戸です。
私は1999年に当社に新卒で入社してから現在までシステム関連事業のみに携わっており、現在はSE部という部署で部長を務めています。
入社からしばらくの間は客先常駐にてITエンジニア職としての経験を積み、現在は部門長を務めると共にIT企画職としてお客様のDX支援を行っています。
学生の皆さんに、当社のシステム事業について、この記事を通してできる限り分かりやすく伝えていきます。よろしくお願いします。

システム関連事業ってどんな仕事をするの?

システム関連事業では、システムやデジタル技術を活用して、お客様の課題を解決するためのDX(デジタルトランスフォーメーション)支援業務とお客様が事業に注力する為のBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)支援業務を行っています

DX支援業務ではお客様の事業に合わせたDX戦略の策定を行っており、市場や競合相手の調査、新しいテクノロジーの活用方法、そしてお客様がどこへ向かうべきかを踏まえて戦略を考えていきます。この戦略を実現するために、新しいデジタル技術やツールをお客様の目線で選定・導入し、業務プロセスそのものを改善していきます。
(例えば、クラウドを使ってデータを集約し、集約したデータのビッグデータ分析を行って、市場のトレンドを把握し事業に活かすなど)

また、当社のDX支援業務では、お客様のパートナーとして、DX戦略に沿ったプロジェクトを計画・実行することは当然のことながら、プロジェクトが終了した後もBPOを通して改善を重ね、その成果を評価しさらなる打ち手を見つけていきます。BPOとは、企業が本業に集中するため、自社業務の一部を切り出してまるっと外部に委託する業務形態のことです。私たちが担当している業務でいえば、「社内情報システムの維持管理」や「PCサポート、メンテナンス」などがそれに当たります。

当社のシステム関連事業では、お客様がデジタル革命の波に乗り、競争力を高め、成功を収める手助けをする為のITのプロフェッショナルとしての相談相手になることを目指しています

どんなお客様と、どんなチームで仕事をしていくの?

ケースとして二つあります。ひとつは、主に当社内の受託業務として仕事をする場合。メーカー、不動産、メディア(放送)など、ITを事業としていないBtoBの中小企業が主なお客様です。「IT企画職」を中心に、使いやすい画面設計に特化したデザイン会社や、システム開発会社、サーバーの専門会社など、さまざまな分野のプロフェッショナルであるパートナー企業とチームを組んで、お客様が本業に注力する為の支援をしています。例えば某メディア系のお客様には、「自社に情報システム部門がいない」という課題に対して、お客様の予算の策定の段階から策定後の導入・保守対応まで、社外の情報システム部門として幅広くサポートしています。また、お客様の社内外で利用されるWebシステムの開発をおこない、開発後もシステムの継続的なメンテナンスをしながら、お客様の本業の業務改善のサポートをするようになった企業もあります。

もう一つのケースとしては、いわゆるSIer(システムインテグレーターの略)と呼称される、IT系のお客様が中心です。銀行などの金融系やTV局などのメディア系、ネットサービスを提供しているネット系などの企業向けに、大規模なシステム開発プロジェクトを担当します。主にSIerを中心として多数のシステム会社が集まって体制を構築し、各社がそれぞれの役割を担うことでシステムの開発や稼動中のシステムの運用を行っています。プロジェクトの中には複数年にわたる長い期間での対応を求められたり、プロジェクト全体で数百人規模での対応を行っている大きなものもあります。当社の「ITエンジニア職」も主に客先常駐の形で、さまざまなITプロジェクトを支援しています

システム関連事業の魅力と向いている人物像

ITに関連する仕事は常に進化していく領域なので、新しい技術やトレンドを呼吸するように吸収し、自分のスキルや知識を向上させる姿勢が大切だと考えています。自己啓発と専門知識の獲得は、仕事をしていく上で不可欠です。資格取得を通じて専門知識を持っていることを証明するのも良いと思います。

また、システム関連事業においても、人と人との関わりはとても多いんです。お客様の相談相手としての立ち位置や、さまざまな分野のプロであるパートナー企業との専門的なやり取りなど、相手に合わせたコミュニケーションを取る必要があります。そのためには相手に理解してもらうための適切な言葉選びや、手段ごとの特性を理解してコミュニケーションを行うこと。広告・プロモーション事業や人材事業と同じように、人と人との関わりを持つことをポジティブに考えられることがとても大事だと考えています。

システム関連事業は新しいことをやり続け無ければいけないからこそ、飽きることなく続けられるし、やりがいがあるのが魅力だと思っています。また、現在はそれぞれのお客様に対してのオーダーメイドでの仕事が中心になっていますが、いつか、お客様を支援するための自社サービスを提供することによって、もっと多くのお客様のビジネスを支援し、もっともっと仕事が勝手にスケールしていくような、自動販売機のようなビジネスモデルが作っていけたら、なんていう風に考えています。

登場社員プロフィール

石戸 謙次

システム関連事業 IT企画職

石戸 謙次

■入社年月
 1999年4月
■プライベートの近況
 畑で雑草と格闘しています。
■最近の仕事で嬉しかったこと
 Kintoneを使った実績や、AWS Lambda や AWS Amplify などのサーバーレス機能を使った実績が新しくできたこと。

わたしたちは「会って納得する採用」を大切にしています!
当社に興味を持っていただけたら、
ぜひ一度当社の説明会にお越しください。
    みなさんにお会いできることを楽しみにしています。    
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