メディアネットワークではどんなキャリアを積むの?

メディアネットワークには、さまざまなキャリアを歩んできた社員が在籍しています。
部署間の人事異動や、客先常駐を経験した本社勤務社員、育児休暇から復帰した社員など、個々人の状況や強みに合わせて柔軟にキャリアを形成しています。
本記事では、J.Sさん、松本さん、高野さんに、3人のキャリアパス、異動やキャリアチェンジに対する心境、そして研修や次世代育成にかける想いについてお話を伺いました。
彼らがどのようにしてこの業界に足を踏み入れ、どのようなキャリアを築いてきたのか、そして当社での働き方や価値観に迫ります。
ぜひ、彼らの言葉から、当社でのキャリアを想像してみてください。
(取材・文 竹治 昭宏)

この記事のポイント この記事のポイント
  • 社員それぞれの「強みを伸ばす教育」、当社での多様なキャリアが分かる
  • 幹部研修や幹部候補研修(サテライト研修)といった、ステージごとの研修を紹介
  • 人事異動や産休・育休などのターニングポイントを経験した社員の体験談を紹介

メディアネットワークで積めるキャリア

当社は、人が資本の会社です。人を育てること=会社を育てていくこと、と私たちは考えています。そのためには、業務を通じたキャリアアップと、業務以外の研修を通じた教育を両立していく必要があります。

職種ごとには基本となるキャリアマップが策定されており、役職や年次(等級)と紐づいて期待される役割や業務内容を明確にしています。また、年に3回の考課面談を通じて目標と期待値のすり合わせを行うことも大切にしています。しかし、人それぞれ得意・不得意な分野があって当たり前です。入社した職種や事業分野で成長していく人、職種や部署を異動しながら成長する人もいます。私たちは、社員一人ひとりに向き合って、最良のキャリアプランを柔軟に考えていきます。

研修も複数のステージによって準備されています。大きくは新入社員研修、幹部候補研修(サテライト研修)、幹部研修という構成に分かれており、加えて各部単位が独自に実施している業務研修があります。こういった研修も通じて、通常の業務では学ぶことができない考え方や知見を深めて、業務に活かしてもらう環境を整えています。

また、ライフステージの変化によってキャリアアップの道を途絶えさせないことも大切です。例えば、産休や育休による休業。両親の介護による休業というのも今後増えてくると考えています。このような個人の変化や社会の変化に対応をして、社員を育て、キャリアアップできる環境をつくること。それは当社が最も大切にしていることです。

社員に突撃!これまでどんなキャリアを辿ってきたの?

松本:新卒で入社して11年目です。入社は2012年なんですが、今日まであっという間でした!

高野:私は中途で8年目ですね。といっても1年2ヶ月、産育休でお休みしているので、実質7年ちょっとです。

J.S:1999年入社なので…24年?だいぶベテランの域に入ってきました(笑)。

松本:私はずっと営業畑で、これまで部署異動は2回しています。広告、人材、システムと経て、今はまた広告を中心に担当していますね。

高野:当社の3事業をプレイヤーとして経験しているのは唯一ですかね?

松本:そうかも。メディアネットワークの扱っているサービスなら何でも扱えますよ(笑)。

高野:全部というのはレアケースかもしれませんね。私は前職でテレビのADをやっていて、全くの異業種からの転職だったんです。コミュニケーション能力を買っていただき、人材営業からキャリアをスタートさせました。その後、第一子の産休・育休から復帰後は総務部に異動して、採用担当をしています。

J.S:私はエンジニアとしては王道のキャリアかもしれませんね。入社後はITエンジニアとして客先常駐での勤務をしていました。

松本:ITエンジニアとしてもいろんなお客様先に常駐してましたよね?

J.S:ですね。日立系、NTTデータ系を中心に、金融系の仕事をすることが多かったですね。本社に戻ってきたのは2016年なので、14年ぶりにという感じです。本社に戻ってからはIT企画職として、主に受託開発の業務を担当しています。

松本:私が初めて異動したのは、入社2年目だったんです。広告から人材への異動でしたが、今だから言えますけど、内示をもらったときは正直結構きつかったんですよね(笑)。

高野:ショックでした?

松本:広告の仕事をしたくて入社したからショックでしたね。当時は考えも未熟だったので、どんな意図での異動なのかをきっと説明はされてるんだけど、ほとんど理解してなかった。

人材の営業は3年経験させてもらったんですが、徐々に意図が分かるようになってきました。人材営業は対人コミュニケーションスキルが抜群に鍛えられる。3年間はコミュニケーションの修行だったなぁと思うし、そのおかげで多少のことでは動じなくなりましたね。

高野:それは私も似ているかもしれません。私は未経験で人材営業になったので、最初は不安だったんですが、結果的にコミュニケーションスキルや人を見る目は養われたかなと思います。それは今の採用担当の仕事に間違いなく活きてますね。

松本:やっぱり人事には必ず意味があるんですよね。今自分が上司という立場になって思うのは、「あなたはこの部分が強みで、この仕事をしてもらってさらにそれを伸ばしたいんだよ」っていうのを懇切丁寧に、何度も説明しなきゃだめなんだと。人事異動って、誰しも人生のターニングポイントになるものだと思いますし、良かれと思っての人事異動だとしてもマイナスに働いちゃうこともありますからね。

J.S:私は最後の常駐先に割と長く居たこともあって、本社勤務が決まってから実際に戻れるまで一年ぐらいかかりました。

松本:それだけ重宝してもらっていたということですね(笑)。

J.S:ありがたい反面、これまで経験した知識を活かして次のステージに進みたかった気持ちもあるので、結構もどかしかった記憶がありますね。

高野:戻ってきて戸惑いはありました?

J.S:お客様先での業務と本社の業務は違いが多くあったので、最初は戸惑いました。お客様先では、基本ひとつのプロジェクトに参画して、長いタイムスケジュールで仕事を進めていくんですよ。本社では短いプロジェクトをいくつも抱えて、並行して進めていかなくてはいけないので、慣れるまでは少し苦労しましたね。

松本:どちらが上かということではなくて、向き不向きがありますよね。今のITエンジニア職のみなさんを見てると、適材適所で仕事をしているなと思います。

J.S:会社は「強みを伸ばす教育」を大事にしてくれているので、それは確かに感じますね。

松本:もちろん、ある程度はあります。職種ごとにキャリアマップを定めていて、1年、3年、5年、10年、20年~といった形でキャリアの成長イメージやポジション、業務内容は明確になっていますよ。ただ、人数も多いわけではないので、基本はあるけどそれ以上に個々のパーソナリティや成長曲線、意欲にあわせて対応していくことを大切にしています。

高野:年に3回、考課面談という形で上司とキャリアの棚卸をするので、そこで希望を伝えることもありますね。

松本:キャリアマップに沿って毎年の目標を立てて、その達成度合いによって評価が決まる仕組みが出来ているので、評価やそれにともなう賞与は比較的クリアですよ。

高野:そうですね。復帰後は採用担当としての新しい仕事だったこともあり、不安はかなりありました。

J.S:最初大変そうだったよね。

高野:子供が1歳で、正直育児もまだまだ慣れない所での復帰だったので、毎日必死でした。時短で子どもがいることを言い訳にしたくなかったので、結果を残さなきゃっていうプレッシャーもありましたね。周りのサポートがあって、今ここにいるなって思います。

高野:正直、復職当時はそこまで整っていなかったんです。結婚して退職される方も多くて育休から復帰する人ってかなり久しぶりだったんですよね。だから、制度としてはあるけど、それが今の時代に合っているのかを相談しながら進めたいっていう風に言って頂きました。私が復帰することが決まって、過去の制度にはめるのではなく、色々相談しながら決めていってもらえたのはとても有難かったですね。

J.S:柔軟性はあったよね。高野さんは時短で働いているけど、時短とはいえ第一線で活躍してますよね。

高野:もう時短になって5年目なので慣れたものです(笑)。子どものことで休んだりテレワークにしたりと色んなことがありますけど、そういったことに対してすごく温かい声掛けをしてもらえるので、安心して仕事を続けられています。それこそ、復職して間もない頃に子どもが急に高熱を出して保育園から呼び出されて帰らなきゃいけないことがあって。ゆうじさん(月岡社長)に「すみません、急遽帰らなくてはいけなくて…」って伝えたら「子どもにとって親は高野しかいないんだからさっさと帰って子どもについてあげなさい」って言われたのは本当に一生忘れないです。そういう環境なので、私の後に2人、産育休を経て復職して働いています。子育てを理由に仕事が続けられなくなった人は誰もいませんね。ママ友として情報交換したり、一緒に遊ばせたりもできるのでありがたいです!

松本:高野さんとしてもターニングポイントだったと思うけど、会社としてもそうだったかもしれませんね。物理的に残業が出来ない人がいると、どうやっても業務時間中に仕事を終わらせないといけない。数年かけて業務効率化や情報共有のルール整備に取り組んだことが、やっと浸透してきて結果に繋がってきたと思います。

高野:まずは、新入社員研修ですよね。座学とかグループワークを行っています。年次が上がってからは、「幹部候補研修(サテライト研修)」、「幹部研修」として役職や等級に応じた研修をしていますね。

松本:サテライト研修と幹部研修は、外部の経営コンサルタントの方に講師をして頂いて行っています。一方的な座学ではなくて、自分たちが抱える課題に対してアプローチしていくための方法論を教えてもらったり、実行のアドバイスをもらったりしてます。

松本:大変じゃないといったら嘘になりますが(笑)。でも、会社がお金を出してくれて、第一線の経営の学びを深めることが出来るので貴重ですよ。

J.S:自社での研修だけでなく、外部にも行ってましたよね?

松本:私は外部の講座も受講させてもらいました。3泊4日で長野にいきましたね。他の会社や組織の方と合同で、経営や組織開発、人材育成についての実務型研修でした。

J.S:旅行気分?

松本:いやいや(笑)。その考えは初日に吹っ飛びました。他社の皆さんも向上心があるし、付いていくので必死です。でも人脈形成にもなるし、経営者としての心構えなんかも学べるので良い経験でした。

高野:サテライト研修は幹部候補生ということで、経営というよりは現場レベルでの業務課題に対して取り組む感じですね。各部から選抜されたメンバーが学んでいます。基本的には幹部研修の考え方と同じで、座学ではなくワークや実務に近い研修が主体です。

松本:各部単位で抱えている課題は違うので、若手のうちから視座を上げて向き合えるのは大変だけど貴重ですよね。

高野:私は時短なので、ほんと必死です(笑)。夜にコミュニケーションルームで飲みながら意見交換をしたり、発表の準備をしたりと、意欲的に頑張っていますね!

松本:当社は社員が一番大切な資本ですからね。社員を育てる仕組みや制度については、惜しむことなく投資してくれていると思います。

J.S:IT企画職として、日進月歩で変わる技術のトレンドは追い続けていきたいと思っています。常に勉強し続けることで、お客様の課題解決の力になれるように知見を深めていきます。それと、後輩たちの手本になれるように、背中で引っ張っていきたい!客先常駐で働いてきた経験も活かしながら、活躍していきたいと思っています。

会社の仲間とは、切磋琢磨し合える関係を築いてほしいです。仲間とともに成長していくことが強みになるはず。がんばってください!

高野:私は総務の立場から、会社の未来を見据えながら自分に求められる役割は何かを日々考えていきたいですね。会社の研修を整備する立場でもあるので、周囲の視点を取り入れ、成長し続けることで、会社に貢献していきたいです。

私からは、どんな小さなことでもまずはチャレンジしてみることをオススメします。失敗しても経験として活かせるはず。物事を避けずに正面から受け止める強い心を持ってほしいですね。

松本:社員一人ひとりが幸せに仕事ができる、良い会社を作っていきたいと思います。そのためには全員が自分の役割や期待に対して応えるよう努力していかなくてはいけない。その実現のために、リーダーのひとりとして働きかけていきたいですね。

やりたいことを見つけて積極的に手を挙げてほしい。仕事は自分次第だと思う。目標に向かって努力し続けることが大事ですね。新たな仲間を迎えられることを楽しみにしています。

登場社員プロフィール

松本 岬

広告・プロモーション事業 ソリューション営業職

松本 岬

■入社年月
 2012年4月
■プライベートの近況
 1年のうち360日くらいの間、家族で旅行に行くことを考えてます!
■最近の仕事で嬉しかったこと
 「当社の社員以上にうちの会社のことに詳しいですね!」と顧客から言っていただけたこと

J.S

システム関連事業 IT企画職

J.S

■入社年月
 1999年4月
■プライベートの近況
 家族旅行で久しぶりに長野に行ってきました🚅
■最近の仕事で嬉しかったこと
 不具合が解消されて再び利用できるようになった!良かった!

高野 愛子

コーポレート事業 総務職(採用担当)

高野 愛子

■入社年月
 2015年4月
■プライベートの近況
 推しのLIVEに参戦してきました!
■最近の仕事で嬉しかったこと
 学生さんが沢山悩んだ結果、当社の内定を受諾して下さったこと

わたしたちは「会って納得する採用」を大切にしています!
当社に興味を持っていただけたら、
ぜひ一度当社の説明会にお越しください。
    みなさんにお会いできることを楽しみにしています。    
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