一次面接のポイント
――幹部メンバー勢揃いで、ありがとうございます。僕の方が緊張します(笑)。
私も偉そうに座ってますが、幹部メンバーじゃないんです(笑)。採用担当として学生の皆さんに近い立場で選考に立ち会っているので、今日は参加させてもらってます。
存在感は幹部だよね。
やめてくださいよ~。選考するのは他の皆さんですから!
――幹部が揃うとさすがに圧を感じますね。学生さんも結構緊張されるんじゃないですか?
まあ企業の人と会うなんてそうそうないでしょうし、緊張してる学生さんがほとんどじゃないですかね。なるべく、自然体で、リラックスして臨んでもらえるような空気づくりは意識してますけどね。
役員面接も面接なのか雑談なのか分からないって聞きますけど(笑)。
ちゃんと面接はしてるよ!
――早速ですが、面接で大事にしているのはどういう点でしょうか。まずは一次面接を担当している松本さん、石戸さんはいかがですか?
営業とエンジニアで観点は違うと思いますけど、共通してるのは「部下として守っていきたいと思えるか」ですかね。
具体的には?
たとえば、物事を前向きにとらえる力があるか。これまでの経験で、失敗はしていて良いんですよ。出来なくても前向きに取り組めたり、指摘を素直に受け取れるか。そういったメンバーをチームに迎えて、大事にしていきたいですね。
経験から何を教訓にするかは大事だよね。予期せぬ出来事から何を学んで、糧にして成長できるかは面接でも見ています。
失敗談をむしろ笑顔で話せる人は好感が持てる。辛いことも乗り切れる強さは、仕事でも必要だよね。
どんなことでもプラスにしていくぞ!っていう気概のある学生さん、良いですよね!
そうだね!間違いない。
今は経験や知識はなくて当たり前なんです。今は持っていなくても、これから何を身に着けたいのか、どう成長したいのか、っていうのは大事な観点ですね。努力する姿勢があるかというところ。
――学生さんの素を引き出すという点で工夫していることはありますか?
工夫というかわかりませんけど、私は定型的な質問はしません。
毎回違うよね(笑)。でもそこは役員面接でも同じかな。
準備された答えはいらないんですよね。自分の言葉で、自分の想いを話してほしいんです。だからこそ、自己分析とか事前の深掘りがとっても大事なんですけど。
自分の言葉で話せる人は魅力的ですね。その人らしい生の反応を見れる。
面接もコミュニケーションなので。履歴書とかエントリーシートを見ながら、会話していきますね。
当社も学生さんを知って、学生さんも当社を知る。そのマッチングの機会ですよね!
会話の中で「なぜ」は意識的に聞いてます。なぜ当社に興味を持ったのか。何をきっかけにこの仕事をしたいと思ったのか。私たちのマインドと、学生さんの「なぜ」のマッチングだと思います。
――石戸さんが大事にしていることはありますか?
目標設定能力と実行力に注目しています。目標意識が高くて、そこに向けて実行する力。口だけじゃなくて、どう行動しているかというのは大事にしていますね。
実行力、大事!
あとは、私も「なぜ」は結構質問しています。IT業界を志したきっかけや、いつ頃から志したのかを聞きたい。今までの人生で、その夢に向かって努力してきてると思うんで、その頑張りを知りたいですね。
役員面接のポイント
――ありがとうございます。それでは、役員面接の話も伺いましょうか。月岡社長、佐藤取締役、どういった点を重視していますか?
役員面接は、会社のマインドと応募者のマインドがマッチしているか。そこを一番大事にみています。面接では決まった質問も特にないし、面接の場は、お互いをよく知るチャンスだと思っているので、会話のやりとりを純粋に楽しんじゃってます。
そうそう、笑顔が多い面接が好きですね。笑顔があればコミュニケーションはスムーズだし。リラックスできている学生さんの方が好感度は高い!。
そうだね。自分の経験と当社での目標を明確に語れる学生さんは内定が出やすいんじゃないかな。会社との相性の良さが見えるとさらにいいよね。
職種による違いはあまりなくて、会社とのマインドに合うか合わないかは重視しますね。
――逆にNGなことって何かありますか?
嘘は絶対にダメ! 見栄を張るようなこともやめてほしいですね。
素直さ、勤勉さというのは役員面接でも絶対に見ているよね。見栄を張ってもわかっちゃうので。痛いなって思うところを突かれたり、考えが浅かったなって思うこともあると思うんだけど、見栄を張らないで正直に話をしてくれると嬉しい。
面接時間は1時間から1時間半が標準ですけど、3時間くらいやってることもありますよね。採用担当としては、まだ終わらないけど大丈夫?ってハラハラするんですよ(笑)。
すみません…。
面接後に応募者の方の話を聞いてみると、正直に話をしたことで理解をしてもらえたっていう安心感があるみたいです。面接中に泣いちゃう学生さんとかも割といて。
それだけ正直に、素直に向き合ってくれているということだよね。
でも3時間も面接で話すことあります?(笑)
話が魅力的だと、ついつい聞き入ってしまうんだよね。その人の人生とか夢、想いに触れると、感動したり共感したりすることが多いんだよ。それに、当社のこともたくさん話したいからね。僕らの仕事やビジョン、文化に興味を持ってくれる学生さんには、どんどん伝えたい。
いっぱい話すことで、応募者との距離も縮まりますからね!
合ってるなって思う人は、面接なのに社長室の外まで笑い声が響いてきますよ(笑)。
価値観を共有できるって大切ですよね。同じ目標に向かうには、価値観が近い仲間との方が、一緒に仕事を楽しめるのは間違いない。
うんうん、そのほうが仕事が楽しくなります。
――本音で語っていただき、ありがとうございました。それでは最後に就活生へのメッセージをお願いします。
就活って、純粋な会社とのマッチングです。残念ながらお見送りになってしまうこともあると思う。でもだからといって、否定されたとは思わないでほしいですね。
当社は中小企業なので、チームのバランスとかその時の体制、メンバーとの相性なんかも選考の大事な要素なんです。人間的にダメだからお見送りにしたっていうことは絶対にない。誇張でもなく、やっぱり会社とのマッチングなんですよ。
正直になって、それで合わなければ仕方ない。くらいの気持ちで臨んでほしいですね。無理して入社しても、入社してから大変でしょうし。本音で話した方が、良い面接になると思っています。楽しみましょう!
履歴書じゃ書き切れない、そんな本音を面接で語ってください!
緊張は当然です。でも対話を楽しむことですね。受かるための模範解答はないので、自分らしい言葉で語り、明るく前向きに面接に臨んでください。お会いできるのを楽しみにしています!
当社の文化にマッチしていることが一番大事。説明会や選考だけじゃなくて、電話やメールでも私たち採用担当とやり取りすることがあると思います。そういったやり取りの中で感じることや、このサイトを見ていただいて、私たちが考える価値観に合う人と働きたいですね。
僕らも最初は緊張してるから、リラックスしてね。一緒に会話を楽しみましょう!
――皆さん、ありがとうございました!
面接の際の緊張は避けられないものですが、できるだけリラックスして本音で語ることが大切だということがわかりました。
メディアネットワークの選考担当者は、候補者の素直な意見と自己表現を重視しているようです。
就活生の皆さん、明るく前向きに、そして自分らしい姿勢で面接に挑んでくだみてください。模範解答はなくても、あなたの魅力がきっと伝わるはずです。
楽しんで話していれば、それが一番の近道かもしれません。
就活の最後まで、頑張ってくださいね!
登場社員プロフィール
代表取締役社長
月岡 祐二
■入社年月
2002年11月
■プライベートの近況
疎遠だった高校時代の仲良かった友人と定期的に会うようになった
■最近の仕事で嬉しかったこと
はにかんだ笑顔と共に受注報告を受けたこと
取締役
佐藤 嘉晃
■入社年月
1997年4月
■プライベートの近況
子供を連れて、実家(宮崎県)に帰省してきました。
■最近の仕事で嬉しかったこと
若手メンバーの成長が目覚ましいこと!!
システム関連事業 IT企画職
石戸 謙次
■入社年月
1999年4月
■プライベートの近況
畑で雑草と格闘しています。
■最近の仕事で嬉しかったこと
Kintoneを使った実績や、AWS Lambda や AWS Amplify などのサーバーレス機能を使った実績が新しくできたこと。
広告・プロモーション事業 ソリューション営業職
松本 岬
■入社年月
2012年4月
■プライベートの近況
1年のうち360日くらいの間、家族で旅行に行くことを考えてます!
■最近の仕事で嬉しかったこと
「当社の社員以上にうちの会社のことに詳しいですね!」と顧客から言っていただけたこと
コーポレート事業 総務職(採用担当)
高野 愛子
■入社年月
2015年4月
■プライベートの近況
子供がポケモンにはまり、ポケモンのイベント三昧な夏を過ごしました!
■最近の仕事で嬉しかったこと
「お話出来て良かった」「相談して良かった」と言って頂けること。
初めまして。メディアネットワーク採用担当の高野です。私は2015年に中途として入社しました。最初は、人材営業としてエンジニアの方々の支援をしていました。その後、産育休を1年2ヶ月取得し、人材営業としての経験を活かせるということで総務部の採用担当として復職しました。今は、時短勤務で働きながら、採用や教育の業務に携わっています。皆さんとお会いすることも多いポジションとして、メディアネットワークの採用についてお伝え出来ればと思います。よろしくお願いします。
メディアネットワークの
選考フローって?
――はじめに、メディアネットワークの選考フローをお伺いできますか?
はい。基本的に選考フローとしては一つなんですが、当社を知ったタイミングによって参加頂く内容が変わりますね。1つは、各学校に提出している求人票から当社を知っていただき、会社説明会に参加、エントリーシートによる書類選考、一次面接、会社体験と適性検査、役員面接、内定と進んでいくというものです。
もう1つは、当社の説明会よりも前に学内説明会や外部の採用イベントで当社を知っていただき、当社主催のオープンカンパニーやインターンシップに参加してもらうフローですね。その後書類選考や面接等の選考フローは、採用イベントの参加不参加に関わらず、特に変わりはないです。
――どういう意図で選考フローを用意しているんでしょうか?
そもそも、私たちの採用活動では「相互理解が大切だよね」という考え方をしています。一方的に当社が選考するのではなく、お互いがお互いを理解するからこそ、当社に入りたいと思ってもらえるし、私たちも入社して欲しいと思う。選考の中で学生の皆さんから違うな、と思われてしまうこともあって当然ですし、違うと思うなら辞退していただいた方が良いとも思っているんです。
だからこそ、説明会だったり、その前に実施しているオープンカンパニーやインターンシップ等は選考目的ではなく、業務の理解だったり、社風の理解に繋がるようなコンテンツを盛り込んでいます。オープンカンパニーやインターンシップってそもそも就業体験なので、そういう要素は当たり前にあると思うんですけど、実際の業務になるべく寄せて入社した後に自分がどういう仕事をすることになるのかの具体的なイメージが沸くような内容にしています。
後は、必ず社員との1on1を盛り込んでいますね。会社の雰囲気を理解するのに一番分かりやすいのが色々な社員との交流だと思っています。どんな人がいるのか、どんな考え方をするのかがわかると、会社の大切にしていることも見えてきますよね。だから、最低でも4人、加えてランチにも現場社員に同席してもらっているので、沢山の社員とコミュニケーションを取ってもらうことを大切にしています。選考が進んだ時に、社風へのミスマッチがゼロになっていることを目指しています。
――実際の選考に入る前に会社理解が進んでいるんですね。
はい。どんな仕事をするかも大切だとは思いますけど、どんな環境で誰と仕事をするかの方がもっと大切だと考えています。やはり、入社したからには長く続けて欲しいじゃないですか。これからの生活の中で、一番長く過ごす環境が自分にとって合わないものだと続かないので、そのミスマッチが起こらないように、丁寧に伝える努力をしています。
オープンカンパニーやインターンシップは参加しないと選考に進めないというものではないですが、自分がどういう環境で働きたいのかのイメージを膨らませることが出来るものだと思っています。当社でやっているものに限らず、就職活動を進める上で参加した方が良いと思いますね。
――選考ごとに大切にしているポイントがあれば教えてください。
全ての選考で大切にしているのは、これまで話してきた通り会社の文化や考え方に共感してもらえているかですね。コミュニケーションへの考え方だったり、学ぶことへの姿勢だったり。
面接は2回あり、1回目は現場の部門長、2回目は社長含めた役員の面接です。現場の面接では、部門メンバーとしての相性を重点的に、役員面接では会社との相性を重点的に見ているというのはありますが、ポイントは大きく変わらないと思いますね。適性検査も行いますが、面接をする上での参考資料としてなので、合否もないんです。
適性検査と同じタイミングで会社体験も行います。これは業務内容についてより細かく話したり、社内を案内したりと、皆さんに働くイメージを付けてもらうための内容になっています。選考の中でも相互理解を大切にしているので、学生の皆さんにも選考の中で当社の理解を深めてもらいつつ、違うと思ったら辞退してね、と伝えていますね。
――なるほど。ここでも相互理解なんですね。
なので、選考はほとんどが対面で行っています。もちろん、遠方だったりどうしてもの場合はオンラインで実施もしますが、役員面接は出来る限り対面で行えるようにお願いしています。一度も来たことない会社では、働くイメージがわかないと思いますから。
――選考を受ける学生の皆さんに大事にして欲しいことはありますか?
大変なことを言うようですが、沢山悩むことですかね。学生の皆さんには、沢山の選択肢があると思っています。沢山の中から悩んで、色々比較して、納得して就職活動を終えるのがベストだと思っています。妥協しても良いことなんて一つもないじゃないですか。だから、内定をお出しした学生さんに返事を待ってほしい、と言われた場合は内定式直前まではお待ちしています。それだけ悩んで、最後に当社を選んでいただけたら私たちも一番嬉しいですしね。その代わりに、「こういう会社と比較して悩んでいるんです」っていうのも正直に言ってもらっています。そこは当社のごり押しをしたいからではなく、選ぶ上でのアドバイスだったり相談にものってあげられるので。その結果、当社を選んでくれたこともあれば、辞退になったこともありますけど、納得してのことなので「頑張ってね!」とお見送りしていますね。
――少し話は変わりますが、外部の採用イベントにも参加されているんですよね。
学内説明会だったり、SNSでお知り合いになった方からイベント参加のお誘いを受けて参加したり、さまざまですね。会社の説明をすることもあれば、ほとんどせずにいるイベントもあります。
――イベントを実施する上で、どんなことを意識されていますか?
ゆうじさん(月岡社長)からは「当社に入らなかったとしても、当社のイベントや選考に来たことが学生の皆の糧になるようにしなくちゃダメだよ」って言われています。学生の皆さんは、忙しい中で、わざわざ当社のために時間を割いてくれているんだから、それに対して学びや得たものがないと絶対に良くない。そう言われてから、採用のゴールは採用だけじゃないんだって考えてインターンシップの企画をしたり、イベントに参加するようになりましたね。別に、会社の説明をしなくても興味を持ったら調べてくれると思っているので、そこに固執せずに相互理解になるように対話をしながら一人一人に寄り添うことを心掛けています。
――過去のイベントについて、学生の方からの反応を教えていただけますか?
ありがたいことに、明るく、仲が良さそうな雰囲気を好ましく感じて頂けているなと思っています。イベントを通して、社員の雰囲気が良く分かったことが、内定受諾の決め手になったとも言っていただけているので、やってきたことは間違いではないんだなと思っています。
――ありがとうございます。続いては、実際に新卒で採用されたR.SさんとM.Mさんからお話を伺いたいと思います。
内定の喜び。
選考体験を振り返って
――まずR.Sさんから、興味を持ったきっかけについて教えてください。
就職課の先生からメディアネットワークを薦められたことがきっかけです。インターンシップをやっているので興味があれば行ってみたらと言われて知りましたね。
――M.Mさんはいかがですか。
私は学校がオンラインで開いた就職支援の講座に参加したときに、会社を知りました。高野さんとよしてるさん(佐藤取締役)のやりとりを聞いていて年は離れているように見えるのに仲がよさそうだなと思ったのが興味を持ったきっかけです。その時は直接お話しすることはなかったんですが、対面での説明会があることがわかったので、即申し込みをして(笑)。説明会では、ゆうじさん(月岡社長)やよしてるさん(佐藤取締役)も顔を出してくださったり、最初に感じた印象通りの会社だったので、この会社で働きたいと思うようになり選考を受けることを決めました。
――お二人とも学校との接点がきっかけだったんですね。M.Mさんは知ってすぐに説明会に参加したとのことですが、R.Sさんはどうでしたか?
自分は先生に薦められたインターンシップに参加しました。コロナの真っ只中だったこともあり、オンラインではありましたが、会社説明と、テトリスのようなゲームをチームで開発する課題を1日で行うプログラムでした。オンラインだったので実際に会社に行くことはなかったんですけど、社員の方とお話しする機会もあってよかったです。
――お二人共、そのまま選考に進まれたんですか?
はい。自分はインターンを経験したおかげで会社のことや社員の方はある程度わかっていたので、スムーズに選考に進むことが出来ましたし、面接官の方もインターンでお会いした方だったので緊張せずに自分らしく答えることができました。インターンに参加していたことが面接の自信に繋がりましたね。
そうですね。私も対面の説明会に参加したことで会社の雰囲気も分かっていたので、すぐにエントリーしました。面接では、学生である自分たちの話に興味を持って聞いてくださるので、全く緊張しなかったです。
――選考時の印象を教えてください。
自分は他に3社くらい受けていたんですけど、一番早く内定が出たのが当社です。内定が出た後も他社を受けていましたが、社風だったり、仕事への取り組み方が自分の考えと一番合っていると思ったので、入社を決めました。役員面接は最初少し緊張しましたが、みなさん積極的に反応してくださったので、途中から気持ちもほぐれて会話が弾みやすかったです。一次面接でお会いした部門長の低音ボイスが最初少し怖かったのはここだけのナイショの話です(笑)。
私は最初、広告営業を志望して当社にエントリーしたんです。一次面接の際に、色々とお話をする中で私の性格は人材営業に向いていると思うからそちらで選考を受けてみないか?とお声がけを頂いたんです。
――思い描いていた仕事とは違う仕事を薦められたのは驚きませんでしたか?
正直びっくりしました(笑)。でも、私はこの会社で頑張りたい気持ちが強かったのと、親身に話を聞いてくださった上で、こういう仕事が向いていると思うけどどう?と聞いてくださったので反発心とかはなかったですね。他社なら落とされるところを、当社の文化には合っているからこそ、そういう選択肢もあるよと委ねてくださったことが嬉しかったです。
――会社との相性を大切に考えてくださったんですね。
はい。最初にやりたいとエントリーした仕事ではないから辞退してもいいんだよとも言っていただけたのですが、この会社が良いという想いが強かったことと、私の個性に合った部署を一緒に考えてくださったのが嬉しかったのでアドバイス頂いたポジションに変更して選考を受けました。4月後半には内定をいただき、すぐに受諾することを決めました。
――最後に、入社の決め手を教えてください。
雰囲気がよくて、社員の方が仲良さそうだったことが大きいですね。話しやすそうな印象を受けて、入社を決めました。選考も親身に対応してくださって、この会社だと思いました。
やはり雰囲気の良さが大きいです。社員同士の仲が良く、垣根が低い感じがします。皆さんが楽しそうに仕事をしている姿を見て、私も一緒に頑張りたいなと思って入社しました。
――ありがとうございます。本日は貴重なお話をありがとうございました!
選考というと仰々しく聞こえますが、あくまで学生が会社を理解し、会社が学生を理解する機会。この双方向のコミュニケーションこそが、双方にとって納得のいく採用につながっていきます。
登場社員プロフィール
コーポレート事業 総務職(採用担当)
高野 愛子
■入社年月
2015年4月
■プライベートの近況
子供がポケモンにはまり、ポケモンのイベント三昧な夏を過ごしました!
■最近の仕事で嬉しかったこと
「お話出来て良かった」「相談して良かった」と言って頂けること。
システム関連事業 IT企画職
R.S
■入社年月
2022年4月
■プライベートの近況
動画配信サービスのサブスクに入会してたくさん映画を見てます。
■最近の仕事で嬉しかったこと
自分で設計し、制作したシステムが喜んでいただけたこと。
人材事業 人材営業職
M.M
■入社年月
2023年4月
■プライベートの近況
会社の部活動(ゴルフ部)で初ラウンドに行ってきました!
■最近の仕事で嬉しかったこと
人材側とクライアント側の両方と交渉し、なんとか成約をいただけたこと!
”ゆうじさん”のご紹介
メディアネットワークの社長を務める月岡祐二です。
当社は上司であっても役職で呼ばないので、社員はみんな僕のことを名前で“ゆうじさん”と呼んでくれています。
僕が社長になったのは東日本大震災のあった2011年。先代が築いた経営理念と行動指針を引き継ぎましたけど、僕は自分の経験から、変化の激しい社会の中で会社がどのように変化に対応して、どのような将来を築いていくべきか、新たなビジョンが必要だなと感じたんですよね。当時は、僕らが構成する3つの異なる事業の関係は希薄だったので、一体感を生みだすことが重要だと考えました。実務の目標を追求するだけじゃなくて、文化の醸成や組織の形、採用、教育まで、目指す会社の在り方を模索しましたね。
家族に自慢できる会社づくり
悩みに悩みを重ねて、まず僕は「社員が家族に自慢できる会社」を目指そうと思ったんです。
「社員が会社や仕事、仲間のことを家族に笑顔で話してくれること」。それって何よりの幸せじゃないですか。それこそが僕たちの目指す将来像なんだと。どんな会社なら僕ららしいのか、成功なのか、働き続けられるのか、継続するのか。そんなことを考えていたら、うつ病で休職した社員や出社に後ろ向きな社員たちのことを思い出したんです。それから、小学生が帰宅した後に、お母さんにニコニコしながら学校でのでき事を話す姿がふと浮かんできて。「勉強は嫌いだけど学校は楽しいものだったな」と。
「仕事は厳しく、会社は楽しく」
仕事は厳しいかもしれませんが、会社が楽しい場所であれば、社員たちは笑顔で会社に来るでしょう。家族に楽しいことや嬉しいことを話してくれれば、社員たちが仕事で困難に直面した時でも家族が支えになってくれるでしょう。働き続けるには家族の支えが不可欠なので、僕は、社員が家族に自慢できる会社を目指そうと決めたんです。
当社の文化と共通の価値観
僕が社長に就任して、10年を迎えようとする頃だったと思います。当社の文化と考え方のベースを改めて整理して、僕たちメディアネットワークが会社として社会に約束し、発信するメッセージを定めたんです。
それが、「MNWK WAY2020」です。
※「MNWK」は当社(Media Network)を省略して表記する際に使っています。
MNWK WAYは経営理念、CREDO、基本行動指針、禁止九訓という4つのパートで構成されています。学生さんたちからは、「CREDO」と「禁止九訓」が他社にはない特徴的なものだと良く言われますね。CREDOは、僕らが社会に対して結ぶ「約束」のこと。約束を発信すると同時に、僕らにも責任を課しているんです。
禁止九訓は、「こういう人とは働きたくない」という9つの項目です。出会う全ての人から好きになってもらうことって、好みや相性があるのでやっぱり難しい。でも、万人に嫌われない努力は出来る。僕らはそう考えています。それって、社員に課す厳しいプレッシャーや強制でもなくて、人間関係を築く基本的なことだと思うんですよね。社会で生きていくための最低限のルールというか。
後は、メディアネットワークの社員として、いつでもベースにあってほしい気持ちや考え方というのもあるんです。いってみれば創業から30年以上続いている僕らのDNAです。これは会社として社外に発信するものではなくて、社員に求めている考え方であり、大切にしてほしい気持ち。
【きょうそう】という言葉なんですが、【競争】【共走】【協創】という3つの言葉を表しています。競争は分かりやすくて、競うこと。結果を出すために切磋琢磨して、成長することです。同僚やパートナーとの競争だけではなくて、自分の弱さとの競争というのも大事です。共走は、相乗効果を生むためにチームで戦うこと。僕らの仕事は一人で完結するものは何ひとつないんです。自分たちの武器を明確にしたうえで、パートナーと協業し、結果を出していく。そして3つめの協創は、協力して創り出すこと。自社ブランドのサービスや、当社の文化を含めて「家族に自慢できる会社」はみんなが協力するからこそ創り上げられるものだと考えています。
コミュニケーションを大切にした会社の文化
CREDOでも約束していますが、僕らは「コミュニケーション・カンパニー」です。コミュニケーション・カンパニーについては「3分でわかる!コミュニケーションを仕事にするということ」で詳しく解説をしているので、ぜひ読んでみてください。
コミュニケーションを大切にして、そして生業にしている僕らは、コミュニケーションの難易度を4段階で表す「コミュニケーション・ピラミッド」というモデルを独自に作っています。
これは社員のキャリアアップや定期的な評価指標としても活用しています。礼儀やマナーは基本的な要素としていうまでもないですが、ピラミッドの最上位に置いているのが「あうんコミュニケーション」という考え方です。阿吽の呼吸という慣用句がもとになった造語なんですが、経験や知識にもとづくだけでなく、相手の微妙な調子や気持ち、直感を含む六感全体を使って相手を理解し、伝達する力。これだけ文化や価値観が多様化している現代ですからね。相手に理解を強制するんじゃなく、プロフェッショナルとして相手に必要なことが伝わるよう表現していかなくてはいけません。それが僕らの求めているコミュニケーションです。
コミュニケーションが大切なのは、ビジネスの場では言うまでもありません。そして僕らにとっては会社の文化そのものであり、すべての道しるべなんですよね。プライベートで考えると分かりやすいと思いますが、友人関係でも恋愛関係でも、人間関係を構築するときってコミュニケーションは欠かせない。どうしたら相手との距離を縮められるか?相手に興味を持ち、お互いを理解していけるだろうか。それには言葉だけじゃ足りなくて、改まった(=フォーマルな)コミュニケーションだけでも足りない。インフォーマルコミュニケーションという、改まった場ではない雑談や会話、感情のキャッチボールといった日々のなにげないやり取りでお互いが何を大切に思っているかを感じることが何より大事なんです。
そのために僕らは、対面でのコミュニケーションを大切にしています。コロナ禍で多くの会社がリモートワーク主体に切り替えましたよね。もちろん僕らも不測の事態に対応できるような環境は整えているんですが、基本は対面です。社員がいつでも、誰とでもコミュニケーションを取れるように、オフィスはすべてフリーアドレスにしました。僕も新入社員の横に並んで仕事をするんですよ。新入社員からも、”ゆうじさーん”って声をかけてもらっています。イベントも大事。夏祭りや忘年会なんかは、全社員が集まってコミュニケーションを取れる貴重な当社ならではのイベントだと思います。こういった機会を作りながら、良好な人間関係を作っていく。それが僕らの「コミュニケーション・カンパニー」としての文化になっていくんだと思っています。
僕らはプロ・ビジネスパーソンだ
新人研修の冒頭で、僕は新入社員に対して必ず伝えるメッセージがあるんです。「お給料をもらう以上、僕らはプロである」。プロのスポーツ選手は、華々しく憧れられる職業だからプロというのではなく、スポーツを仕事としてお金をもらっているからプロなんだ。僕らもいわば「プロ・ビジネスパーソン」であり、プロとして結果を出す責任があります。みなさんは社会人としての仕事を経験していないかもしれませんが、社会に一歩踏み出せばプロとしてやっていかなくてはならないんです。
例えば、僕らは「始業時間よりも早く来い」とは決して言いません。ですが始業時間が僕らにとってはプレイボールの合図で、結果を出す試合時間が始まります。プロが試合の始まるギリギリに到着したり、始まってからストレッチする人はいませんよね。
プロなら結果を出すために準備をしっかりやるんじゃないかと。
いろいろと語ってしまいましたが、就職活動でも大切なのは対面コミュニケーションです。ビジネスでも就活でも、根本は同じ、人間関係。僕らは、採用活動のコンセプトとして「会って納得する採用」を掲げています。僕らと志を同じくする皆さんと、ひとりでも多くお会いできることを楽しみにしています。
登場社員プロフィール
代表取締役社長
月岡 祐二
■入社年月
2002年11月
■プライベートの近況
疎遠だった高校時代の仲良かった友人と定期的に会うようになった
■最近の仕事で嬉しかったこと
はにかんだ笑顔と共に受注報告を受けたこと
コミュニケーション・カンパニーって何??
当社は、コミュニケーションを生業とし、「コミュニケーション・カンパニー」を掲げています。コミュニケーションというのは、異なる二者以上の情報伝達や、意思の疎通を図る行動、その表現のことを指します。一般的に分かりやすいのは、人と人のコミュニケーション。誰かに何かを依頼したり、説明したり、考えを聞いたり。
そして、それと同じように、人と企業、人と仕事、企業と企業---あらゆる関係者の間には必ず意思疎通や表現、情報の伝達が存在しています。人として生き、企業として存続していくために、コミュニケーションは絶対に不可欠なものなのです。
私たちは、「広告」「システム」「人材」の3つの事業を通して、広く社会のあらゆるコミュニケーションに焦点を当て、障害になっている問題を探し出し、解決することでお客様に価値を提供しています。
「私は、コミュニケーションが得意です!」そう簡単に口にしてしまいがちな言葉ではありますが、実はとても難しくて奥が深い。「自社のサービスをもっと多くの人に知ってほしい。」「人材が採用できない。」「社員同士の関係が良くならず退職者が多い。」等々…挙げたらキリがないくらい、誰しもがコミュニケーションの課題を多かれ少なかれ持っているのです。そんなコミュニケーション課題を解決していくことが、私たちメディアネットワークの仕事です。
メディアネットワークの3事業
私たちの仕事は、お客様のコミュニケーションに関する課題解決や目標達成に向けた方針を示すこと。ただ考え方をレクチャーすることではなく、「広告」「システム」「人材」という3つの手段を駆使して、結果を導くまで長期間に渡り共に走り続けることです。
具体的にはどんな仕事なの?そんな疑問を、一緒に紐解いていきましょう。
1 広告・プロモーション事業
お客様の抱える、”買ってほしい” ”知ってほしい” ”人を集めたい” ”理解を深めたい” といったマーケティングに関する課題を解決していくのが広告・プロモーション事業の役割です。お客様の事業目標の達成や課題解決のために知恵を絞り、Webサイトやさまざまな広告媒体、販促ツールを通じて社会に発信していく仕事をしています。私たちが主に支援しているお客様は、中堅・中小規模のBtoB企業が中心。建設業や製造業、商社、不動産など、一般的には多く目にすることがない会社かもしれませんが、世界に誇る技術や想い、商品、サービスを持っている企業が多くあります。広告・プロモーション事業の詳細を知りたい方は「広告・プロモーション事業ってなに?」の記事もあわせて読んでみてください。
2 システム関連事業
デジタル技術を活用してお客様のビジネスを効率的にし、効果を最大化していく等、デジタルトランスフォーメーション(DX)に関する課題を解決していくのがシステム関連事業の役割です。業務を効率化することだけではなく、時にはお客様のビジネスモデルにまで踏み込んでいきます。DX戦略の策定からシステム開発、ITサービス導入を行い、運用を通じた業務改善まで、お客様のパートナーとして伴走しながら支援しています。お客様の要望にあわせて社内で仕事を請け負うケース(受託)と、お客様先で当社のエンジニアが仕事をするケース(客先常駐)があります。システム関連事業の詳細を知りたい方は「システム関連事業ってなに?」の記事もあわせて読んでみてください。
3 人材事業
お客様の人材不足や採用に関する課題を解決していくのが人材事業の役割です。多くの企業にとって、一番重要な資本は「人」ですが、少子高齢化により人材不足は加速しています。加えて、昨今は働き方も多様化し、正社員による採用が全てではなくなっているため、必要なタイミングで、必要なスキルを持った人材リソースを支援することの重要性は非常に高まっています。私たちが支援しているお客様は、メディア業界、ネット業界、金融業界が中心です。ITエンジニア、Webデザイナー、オペレーターといった職種の人材に特化し、お客様のみならず求職者の方々の働き方に寄り添って仕事の支援をしていくことも同じくらい大切にしています。人材事業の詳細を知りたい方は「人材事業ってなに?」の記事もあわせて読んでみてください。
当社の成り立ちと会社について
当社は、1991年(平成3年)2月に創業し、2025年2月に34周年を迎えます。フジ・メディア・ホールディングスのシステム系子会社である(株)フジミックが当社の母体で、現在も一部資本関係があるとともに、創業当時からフジテレビ系列のお仕事は継続して対応しています。
1998年(平成10年)に移転してからずっと中央区銀座に本社を置き、2020年(令和2年)からは現在のこだわりの詰まった本社にて業務をおこなっています。
メディアネットワークの社名は、ヒト・モノ・情報などの経営資源をメディア(媒体)を介してネットワークする(つなぐ)、という創業時からの事業モデルを意味しています。
ロゴは「Media Network」の頭文字「M」で山を表現し、その上の●は昇った太陽を表しています。人々を照らし、コミュニケーションの道しるべとなる存在でありたいとの願いが込められています。コーポレートカラーはブルー。ブルーが持つ知性や信頼、先進性、誠実さなどの印象を与え、見た人に安心感や期待感を抱かせることで、良質なコミュニケーションを実現し、ビジネスパートナーとしてのポジションを確立していきたいという願いを込めています。
私たちが目指す会社像は、「家族に自慢できる会社」(詳しくは、「”ゆうじさん”に突撃!「家族に自慢できる会社」の文化がみえてきた話」を読んでください)。
社員が誇れる会社であるように、企業の社会的責任(CSR)も大切に考えています。例えば東日本や能登半島での大震災時に、被災地支援として、義援金の寄付を実施。その他、聴覚障害の方々や聴力の弱い高齢者に向けて、テレビ番組を楽しんでいただけるために字幕制作支援業務を行うなど、仕事を通じた社会貢献活動もおこなっています。
家族は普段の私たちの表情を見て、また雰囲気を感じることができる、嘘のつけない存在です。だからこそ、一つでも多くのことを笑顔で家族に自慢してもらえる、そして家族にも安心してもらえる会社にしたいと思っています。