未来の成長が見えてくる!メディアネットワークの「研修制度」
就活中は、内定をもらうことや入社直後の仕事に意識が向きがち。でも、本当に大切なのは、“入社したその先”に、自分がどんなふうに成長しているかをイメージできるかどうかかもしれません。
メディアネットワークでは、入社直後から幹部クラスまで一貫した研修体制を整え、一人ひとりの成長を支えています。その研修から見えてくるのは「人を大切に育てる会社の姿勢」。
ぜひここで未来の自分を想像してみてください。
(取材・文 香西 伸子)

- キャリアステップに合わせた研修制度の特長が一目でわかります。
- 多くの成長機会を知ることで、入社前の不安解消にも役立ててください。
- 後半では、研修制度の充実に力を注いだゆうじさんの想いもお伝えします。
研修制度の内容

メディアネットワークの教育体系図
【内部研修・勉強会(青色)】
上司・先輩が講師となり、実践的な学びを行う場です。- ・新人研修/マナーや業務の進め方など、スムーズに会社になじむための基礎を学びます
- ・若手エンジニア研修/客先常駐で活躍するためのコミュニケーション力を中心に磨きます
- ・幹部合宿/幹部メンバーを対象とした、会社の未来戦略を徹底的に議論する場のことです。通称“地獄の合宿”。
- ・ディレクター研修/OJTでは身につきにくいディレクターとしての視点や考え方を学びます
- ・BDT研修/BDT(事業開発チーム)で開発・検討しているアプリを題材に、アプリの作り方を学びます。
- ・部内勉強会/事業部単位で行われる勉強会です
- ・営業勉強会/営業職のメンバーが集まり、ロープレなどを通して営業活動におけるスキルアップを目指します
- ・AI勉強会/AI導入推進チーム主催による、全社メンバーを対象とした勉強会です
【外部研修(橙色)】
成長ステージに応じて実施される研修で、専門家による指導が受けられます。- ・サテライト研修/プレーヤーとしての基礎固め。業務に直結したコミュニケーション能力を養います
- ・コア研修/次世代リーダーとしてチームを率い、幹部との橋渡し役を担う力を磨きます
- ・幹部研修/会社の文化や考え方を深く理解し、未来を見据えた経営視点を育てます
【勉強会と自己成長支援】
自己成長を後押しする制度も整っています。- ・自己啓発補助制度/年間最大2万円を業務に関連する書籍の購入や有料セミナーの受講等に充てることが出来ます
- ・資格取得手当/資格に合格した際の受講料を全額支給、さらに、資格の難易度に応じて手当が支給されます
- ・外部セミナー受講制度/業務に関連する必要なセミナーを受講することが出来ます
- ・勉強会開催時の食事手当/業務時間後の勉強会に参加する際、一人当たり1,500円の食事補助が出されます
最初に、この研修制度を作り上げたゆうじさんに、研修に込めた想いを伺いました。
ゆうじさんに聞く、研修制度に込めた想い
――メディアネットワークは、入社直後から幹部に至るまで体系的な研修を行っていますね。こうした研修を整えられた想いを聞かせてください。

メディアネットワークの研修は、優秀な営業マンやエンジニアを育てるためのものではありません。僕が目指しているのは“人間的に優れた人”です。当社ではこれを「人間力」と呼んでいます。仕事のスキルは、業務や会社の環境が変われば通用しなくなることもあります。でも人間力は一人ひとりが自立して生きていく力であり、それがあれば、時代や会社のどんな変化にも柔軟に対応できると考えています。
――「人間力」を高めるために必要なこととは何でしょうか?

社会の変化に対応できる人は、コミュニケーション力に優れた人だと思います。自分の強みを伝える力、相手を理解する力は、業務能力以上にサバイバル力があります。だから、当社のすべての研修は「コミュニケーション力」を磨くことを主眼にしています。
また、人に言われないと動かない人、目の前にある仕事をやるだけの人は、やはり魅力的とは言えません。相手を尊重し、感謝しながら、自分と相手の双方が納得できる着地点を目指す。そんな魅力ある人が集まる会社にしたい。そのために「禁止九訓」というルールを作り、お互いにストレスのない環境を心がけています。
――スキルや知識の習得ではなく、人としての成長に重点を置くのがメディアネットワークらしさですね。今後はどういう会社にしていきたいかビジョンを聞かせてもらえますか?

理想は「ルールのいらない会社」です。一人ひとりが正しい判断ができて、やるべきことを理解し、結果を残せるなら、ルールは不要です。互いに理解し、価値観を共有し、プロ意識を持てる会社でありたい。その想いはみんなにも度々伝えています。
――会社の成長ではなく、社員の幸せが優先なんですね。

そうなんです。僕は会社の成長そのものにはあまりこだわっていません(笑)。社員が幸せになるために必要なら規模は大きくしますが、規模が大きくなりすぎて、関係が希薄になるのは望んでいません。当社の道しるべは「家族に自慢できる会社」です。社員一人ひとりがしっかり成長し、家族に誇れるエピソードを持てる会社でありたいと思っています。
――ゆうじさんの考え方には独自性がありますが、なにかお手本はあるんでしょうか?

特に何かを参考にしているわけではなくて、これが「メディア流」です。昔から「変わってる」と言われましたが、ワンオブゼムにはなりたくなかったんです(笑)。

――では人間力を育てるために、各研修がどういうことをしているのかをお聞きします。特にコンサルタントを招いた外部研修は、コストや時間の負担も小さくありませんね。取り入れた理由を教えてください。

正直、会社のことを外部に委ねるのは抵抗がありました。僕は社員を“こども”のように思っていて、親として責任を持って育てるべきだと思っています。でも外部研修にはふたつの利点があります。ひとつは、内容を体系的に整理して伝えられること。もうひとつは、専門講師と社員の距離感がいい効果を生むことです。親よりも先輩や友達の言葉のほうが素直に響くこと、ありますよね(笑)。僕や上司の想いを、違う表現で伝えてくれる存在が必要だと感じたんです。
――外部研修は、若手から幹部まで3ステージあるそうですね。

はい。プレーヤーとして成長する「サテライト研修」、リーダーへと成長する「コア研修」そして、経営視点を養う「幹部研修」です。自主参加が基本ですが、ほとんどの社員が積極的に参加しています。中途入社で研修期間が限られる社員でも、当社の文化や価値観を理解できる仕組みになっています。 幹部研修はその名前の通り、幹部を対象にした研修です。経営者としての視点を持ったり、自分自身が会社のモデルなんだという意識をもってもらう。リーダーが育つと、下の人間も成長します。会社全体が良くなることを目指した底上げの気持ちです。
――外部研修とは別に、社内研修もあり、勉強会も充実していますね。

内部研修は、部門長や役職者が「メンバーの成長に貢献したい」という想いから始まりました。一人だと続かない学びも、みんなで取り組めば習慣になります。自分の悩みや苦手意識を共有することで、他の人の学びにもなり、部署の強みも共有できます。社内には、必要なことを主体的に学ぶ習慣が根付いていると思います。
――いま頑張っている社員を見てどう思いますか?

研修は、自身の市場価値を高める機会です。だからこそ、分かったふりをしたり恰好をつけるのではなく、たくさん間違い、失敗をして大いに恥をかいてもらいたいです。いっぱいいっぱい講師に聞いて怒られてください(笑)!聞くは一時の恥です!一生の恥にならないように。
――最後に、就活生へのメッセージをお願いします。

私たちは、「最初から優秀な人」を求めているわけではありません。素直で前向きに、目標に向けて行動できる人。そんな人に成長のチャンスを用意しています。一方でスペシャリストを目指す人には、資格取得や自己啓発の支援、eラーニングの機会も整っています。会社の制度を、自分の成長のためにどんどん活用してください。
――ゆうじさんのお話から伝わってきたのは、メディアネットワークが「人を大切に育てる会社」だということでした。入社してからの道は、誰にとっても最初は未知の世界。でも、自分の成長を本気で応援してくれる環境がここにはあると感じました。
登場社員プロフィール

代表取締役社長
月岡 祐二
■入社年月
2002年11月
■プライベートの近況
疎遠だった高校時代の仲良かった友人と定期的に会うようになった
■最近の仕事で嬉しかったこと
はにかんだ笑顔と共に受注報告を受けたこと